貴方の逞しい腕の中、貴方の胸に抱かれて眠る夢。
夢は夢でしかないのに。
ユノ、好きだよ。
だから、離れたのに。
まだ、忘れられない。
だって、僕達は話した事もない。
僕が、時々、姿を見ていただけ。
一方的な想いを募らせて。
苦しくなって、僕はその環境から逃げ出した。
職場に、貴方はいた。
部署は違う。
ただ時々、姿を見かけた。
スーツが似合う顔もスタイルもカッコいい貴方。
接点も全くなく。
見つめていただけ。
男相手に。
貴方を見なくていい部署に逃げ出したのに。
離れてもなお、貴方は僕を苦しめる。
会社、辞めちゃおうかなぁ。
本気じゃないけど、そんな気持ち。
同じとこにいるから、完全に諦められないんだ。
どうにか、ならないかなぁ。
続く、ため息。