働き出すと長期の休みは盆か正月しかない。数少ない連休も、あの正月以来、僕らは二人きりで過ごす事はなかった。それが故意か偶然かは、多分、自分達でもわからない。自然と距離を取っていた。
ユノ君、昨日の朝帰って来て、もう今朝帰ったのよ。
えっ?
入れ違いで残念だったわね、チャンミン。
昼過ぎに帰省した僕に、お母さんはサラッと言った。
ユノ君のお土産、食べる?
う、ん。
チャンミンが昼には戻るからって言ったんだけどね。仕事があるんですって。新入社員はいろいろ忙しいのかしら。
そう。
残念のような、ホッとしたような。
ね、お母さん。
何?
僕、就職先考えたんだ。
何処に?雇ってもらえそうなとこ?今頃、就活も難しいっていうから心配よ。
…、ユノヒョンと同じとこ。