喫茶店11仕事が終わる頃、ユノさんが車で迎えに来た。夕食に誘われたのだった。ユノさんが泊まっているホテルでのディナー。高そうで、ついキョロキョロしてしまう。予約してあったのかすぐ席に通される。高そうな所ですね。小声で言ってみる。大丈夫、今日は俺に払わせて。この前も車で送ってもらって、今日もご馳走になっては、これが車のお礼。えっ?いつも1人だから、今日の夕食は俺に付き合って?でも、今日は俺の我儘きいて?ああ、駄目だ、僕、その目に弱いんだ。つい、頷いてしまった。