丁度いい。雨に打たれたい気分だった。激しく降る雨に心地よささえ感じた。立ち止まって、全身で雨を受け取る。いくら雨に打たれても、俺の汚れは流されてはいかないのに。
そのまま、意識が途切れる。
目が覚めると、王子のベッドの中だった。
ユノ、大丈夫?
な、んで?
雨の中倒れてたんだ、覚えてる?
違う、何でここに…?
…、連れて帰った。
…、余計な事を。
ユノ、
帰る。
ふらつく俺を支えて、王子は言った。
もうやめなよ、自分を責めるのは。ユノは一生懸命やってきたんだ。自分の事も考えて、
お前に俺の何がわかる!
…、ごめん。でも、僕知ってるんだ、ユノの事。
何?