京の秋:仁和寺御所庭園
2021(令和3)年11月17日(水)
JRバスは神護寺から20分ほどで
仁和寺二王門前に到着 14:20分
二王門は寛永14年(1637)~正保元年(1644)にかけて建立され
左右に阿吽の二王を安置し
平安時代の和様で統一されています
仁和寺(にんなじ)は
京都市右京区御室にある真言宗御室派の総本山です
山号は大内山、ご本尊は阿弥陀如来
開基は第59代宇多天皇(867年~931年)
藤原の基経や菅原道真の時代です
広い参道ですね 正面に見えるのは中門です
拝観料は御所庭園を含め800円です
まずは御所庭園から
参道左側の御殿(本坊表門)に入り庭園を巡ります
地をはうように松の枝が伸びています
御殿内図です
白書院に向かう廊下
宸殿南 正面は勅使門
南庭は主に白砂と松で構成されています
白書院 6室のうち3室は
福永晴帆による四季の松が描かれています
今日は現代画家の作も展示され販売もされていました
応仁の乱で壊滅した仁和寺
その170年後の江戸時代に入り
寛永18年から正保3年、1641~46年にかけて
再興され現在の寺観となっています
そして同時期に庭園等も整えられました
明治20年(1887)の火災で宸殿等が消失
明治23年から大正3年(1890~1914)にかけて
亀岡末吉による設計により宸殿、勅使門が新築されました
そして今年、令和3年(2021)
仁和寺御所庭園として国指定名勝となりました
北庭に向かっています
北庭は池泉式庭園です
五重の塔も望めます
宸殿です
襖絵、壁絵は原在泉によって描かれたものです
御所庭園を辞します
14:50分