2020(令和2)年2月3日(月)
毎年、節分の日に行われる
狐の嫁入り神事で有名な海山道(みやまど)神社に行ってきました
海山道神社は四日市市の塩浜地区にある神社で
近鉄名古屋線、海山道駅の西出口の真ん前にあります
神社境内には須崎浜宮神明神社や
海山道稲荷神社を始め多くの稲荷社や天神社があり
総称して海山道神社と呼ばれています
12:10分
海山道開運稲荷神社御本社です
俗にみやまどさんと呼ばれ、海でも山でも道を切り開いて
開運を運んでくださるという有難いお稲荷様で
商売繁盛、交通安全、海上安全、旅行安全、受験合格、就職出世成就
その他縁結、子授、安産、病気平癒、借金取り等々の
道を切り開きお運びいただく開運諸願成就のお稲荷様です
そのお隣が交通安全祈願所
海山道開運稲荷神社の南に鎮座するのは
主神である須崎浜宮神明(すざきはまみやしんめい)神社です
創建は平安時代の貞観18年(876)と伝えられています
この辺りは海浜で須崎をなしていたことから
古来、浜の宮と言われていました
また神明神社とは天照大御神を主祭神とし伊勢神宮内宮を総本社とする神社で
この須崎浜宮神明神社は伊勢の内宮さまと言われています
須崎浜宮神社の鳥居です
須崎浜宮神社の隣に
海運稲荷の朱色の鳥居が連なっています
その昔、西行の
『昨日たち今日たち見れば、日永なる須崎に見ゆる森のひとむら』…と
詠まれたという、そのままの森は神々しさを今も残しています
また江戸時代には徳川家のあつい崇敬により葵の御紋を許され
神戸侯を始め水谷検令(代官水谷九左衛門)等からも崇められ
古くから崇敬者の信仰を集めています
境内社である海山道海運稲荷の方が今では有名ですね
12:40分
今年の厄年一覧です
少し境内に祀られている社をみて廻りましょう
まずは福徳稲荷神社です
この福徳稲荷様は海山道海運稲荷さまの神使狐のお宮です
節分の日の主役、花嫁は福徳家の福子で
神使狐の総本家、助四郎家の助太郎の許に嫁ぐ、嫁入り道中が華となっています
小ぶりの多くの社や塚があり
境内の北の突き当りにみやまど天神菅原社があります
学問の神様、菅原道真公ですね
高さ2m80,重さ8トン
杉の一木彫刻天神像としては日本一の大きさです
多くの社があります
この社が神使狐の総本家助四郎家の社です
花婿助太郎家の社です
13:00時
豆まきの時刻で人々が集まってきています
節分の豆まきは、11時、11時半
13時、14時、15時、16時、17時と7回あります
豆まきには自信がないので
そばまで行かずに見物していました
お目当ての嫁入り道中は14時半出発だそうです
まだまだ時間がありそうです
近鉄海山道駅です
四日市市塩浜地区はコンビナート地区です
時間待ちです