2019(令和元)年5月10日(金)
近江八幡から日野の正法寺に向かいます
蒲生郡日野町は松坂開府の祖、戦国武将蒲生氏郷公の郷里です
長閑な田園地帯を走りバスは目的地のⓟに着きます 16:45分
なんと正法寺は日野ダリア園と隣接していました
花の郷 日野ダリア園の奥が正法寺です
日野ダリア園は10,000㎡の休耕田を
地域住民がボランティアで町おこしのためダリアの花を植え
2002年(平成14)オープンした特定非営利法人です
150種 12,000本のダリアは
初夏から秋にかけてが見頃です(7月下旬~11月上旬)
入園 500円 火曜定休(祝日と花の開花時期は無休)
ⓟ無料(50台) 9:00~16:00
正法寺に着きました
臨済宗妙心寺派の禅寺で普門山正法寺が正式名です
御本尊は十一面観音菩薩立像、33年に1度御開帳の秘仏です
地元では安産の守護仏として信仰されています
正法寺はもとは八坂神社の脇の観音堂でしたが
元禄5年(1692)京の禅僧普存が
鎌掛(かいがけ)の、この地に移し再興されました
…と同時に普存(ふそん)は
京の仙洞御所から藤の苗木を移したと言われています
以来、300数余年を経た今日では花房の長さが1m以上にもなり
5月中旬を盛りとして美しい藤の浪を棚一杯に咲き揺らしています
藤はノダフジですが正法山はその昔、後光山と呼ばれていたこともあって
いつしか後光藤と呼ばれ今もその名で親しまれています
5本の幹からなる300有余年の古木です
辺り一面、藤のいい香りが漂っています
こちらが本堂です
正法寺周辺図です
日野町のマップです
蒲生氏郷が松坂城を興し、多くの近江商人が松坂に移り住みました
いまもその名残の松阪市には日野町という名の町があり
松阪一の繁華街の中心として栄えています
また例年秋の氏郷まつりには
近江日野から鉄砲隊、ミス日野らの方々が来阪し
お祭りを盛り上げています
日野町と松阪市は深い絆で結ばれています
17:00 日野の町を後に帰路の途に着きます
トイレ休憩を兼ね、設樂の狸村に立ち寄ります 17:40分
タヌキは愛くるしいですね
同じ化かされるなら狐よりも私は狸派です
もちろん安倍派ではありません