２０１８（平成３０）年２月
チャングムの誓いは
前編、後編と引き続き登場している人物も多く
おさらいの意味で相関図です
医女見習いの身でありながら
王妃の病状を突き止めた（流産、死産）チャングム（イ、ヨンエ）は
王妃（パク、チョンスク）から直々にお褒めの言葉をもらいます
一方、済州島から都、漢陽（ハニャン）に出てきた
チャンドク（キム、ヨジン）は診療所を開設します
朝廷内では女真族や倭寇の外敵に備え
軍備増強案として、恩賞で得た土地（功臣田）の奉納を
左議政（チャイジョン）パク、ミョンホンが上申します
私腹を肥やし、功臣田を多く持つ右議政（ウウイジョン）は面白くありません
この頃、王の母皇太后（オム、ユジン）が、ご機嫌ななめです
どうやら遠縁の医師（教習所のヒョヌク教官）を免職に追いやり
新たに皇太后付きとなったシン、イクピル医師（パク、ウンス）が
癪に障るようです
このことを政治利用しようと画策したのはチェ女官長（キョン、ミリ）と
右議政のオ、ギョモ（チョ、ギョンファン）でした
どちらも膨大な功臣田を有し、王の政策を変えるよう讒言します
皇太后は医師の診断を拒絶するばかりか
食事も口にしません
母の容態が気になった中宗（チュン、ジョン＝イム、ホ）は
公務を二の次にして母を見舞いますが
頑として王の言うことも受け入れません
こうなると中宗も意地となり、二人とも食を断つという母子喧嘩に入ってしまいます
この二人の様子を見かねたチャングムが
皇太后に直訴します
大妃さまは王様と賭けをなさっています
多くの人々の命がかかっているこのような賭けに大妃さまは
生命をかけてまで王様の御気持ちを試すものではない…と
王様と賭けをなさるより私と賭けをしてくださいと
なぞなぞを提案します
この謎かけに皇太后は乗ります
チャングムの問題は人物を当てる問題です
その方は古くからの食医でした
明国、皇帝の食医はその方に由来すると言われています
一家のしもべで、あらゆる辛い仕事なされます
しかし家族全員の師匠でもありました
その方が生きているあいだは、この世は山でしたが
お亡くなりになるとこの世は水に沈んだという伝説があります…と
皇太后の症状が重いので、猶予は一日です
当日になりました
皇太后は、治療を受けようと一言いうのみでした
薬を持ってきたチャングムに
皇太后は、あんたはまったくけしからん子だね…と言います
なぞなぞの答えは母親でした
子をあえて悩ますのは母のすることではないという思いに導くのでした
一旦は治まったかのように見えた皇太后ですが
今度は皇太后の容態が悪化しました
治療が遅れた上、老衰もあり薬も受け付けません
よく診察してみると脚気が起因しています
シン医師が水刺間（スラッカン）に脚気に効く料理を指示します
それは皇太后の嫌いな料理ばかりでした
チャングムは今までの料理の献立表を精査してみると
病気の原因が食生活にあったのではないかと思い当たります
チャングムはシン医師と相談し丸薬を処方します
密かに動くチャングムの動静をヨリ（イ、セウン）は探ります
丸薬の中身が皇太后の嫌うニンニクであったことを突き止めたヨリは
チョン内医長（チョン、インテク）に報告
内医長はシン医員とチャングムを叱責します
そこに王妃も駆けつけ二人を責めます
ところが皇太后の症状も良くなり食欲も進みだします
皇太后自身がこの丸薬、シン医師の処方が効いたと褒めるのでした
ニンニクの匂いを消したチャングムにシン医員は初めてチャングムを褒めるのでした
王様からもお褒めの言葉があると
内持府（ネシブ）の長（シン、グク）が訪ねてきます
ホジュン、商道、ソドンヨ、イサン、トンイ、馬医
その時、ネシブの長はチャングムが
元スラッカンの女官であったことを思い出し、今後は力になるというのでした
（チャングムは早速ヨンセン（パク、ウネ）のことを頼むのでした）
また、王妃は手柄をたてたチャングムに会いたいと呼び寄せ
王妃もチャングムの記憶を思い起こすのでした
チャングムは硫黄アヒル事件でスラッカンを追われ
医女になって宮中に戻ってきた経緯を話します
王妃は今後は私の世話をするようにと命じるのでした
皇太后を篭絡し
王様の政策を見直させようと画策したオギョモとチェ女官長の策は
ことごとくチャングムにより絶たれます
医女ヨリはクミョンを通じ
チェ女官長に接近し、チャングム報復への力をかします
一方、王様が
久方ぶりにヨンセンを訪ねました
続きます