2018年(平成30)年2月

めでたく水刺間(スラッカン)のチェゴ(最高)尚宮の座に

返り咲いたハン尚宮(ヤン、ミギョン

束の間の平穏な時期が戻ります

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その頃、中宗=チョンジュン(イム、ホ)は

持病の胃腸、皮膚病の療養も兼ね温泉に行くことになります

その湯地場はハン尚宮が推薦した地で

スラッカンからもハン尚宮、チャングム(イ、ヨンエ)を含め10数名が同行します

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このことを知ったチェ尚宮(キョン、ミリ)は

兄のパンスル(イ、ヒド)に使いを送り悪事を企てるのでした

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ハン尚宮の描いた通りこの温泉場のアヒルは王のお気に優れ

王の体調もすこぶる回復されています

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ハン尚宮は仕事の合間をぬってチャングムをある民家に連れていきます

その家は3年前まで生存していた

ミョンイ=チャングムの母(キム、ヘソン)の父の住まいでした

チャングムにとっては祖父の家でした

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宮中にあがったミョンイはその給金の中から父にお米を送り

父は、貧しさゆえ娘を宮中に送り込んだ償いから決してお米を口にしなかった…と

ミョンイが姿を消してからは

私がいつかミョンイに会えるのではと思いこの家を訪問していたと話すのでした

その帰り道、

二人はチェ、パンソルの手のものに襲われますが

ネグミ(内禁衛従事官)のミン、ジョンホ(チ、ジニ)が手を回し

パンソル一味を監視させていたため事なきを得ました

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ところが

湯池場からもっどったその夜、中宗が高熱を発し意識不明となってしまいます

病の原因も分からず、手当の施しようのない

侍医と医務官に誤診の疑いがかかります

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チェ尚宮は、これを好機ととらえ、医務官チョン、ユンス(チョ、インテク)を

抱き込むように兄のパンスルに勧めます

ユンスは後に、内医院(ネイウォン)の医局長となり王の侍医(オンイ)となります

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王の症状は病ではなく他の要因が考えられると主張し

王のご膳の料理に疑いの目を向けさせるのでした

嫌疑のかかったのはスラッカンで

ハン、チェゴ尚宮は身柄を拘束されます

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現地調達の食材を当たってみると

野菜の他にアヒルの肉が調達されていました

ハン尚宮がここのアヒルは最高級品と知って選んだ肉です

現地に飛んでみるとそこのアヒルは温泉水に放され飼われています

そして温泉に含まれた硫黄の温泉水を飲んでいます

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この硫黄水とそれを呑んでいたアヒル=毒

アヒル料理に毒が紛れていたというストーリに仕立て上げます

さらにチェ、パンスルと右議政(ウウイジョン)のオ、ギョモ(チョ、ギョンファン)は

自分たちの不正を暴こうとしている

ネグミのミン、ジョンホをも一挙に葬りさろうと画策しています

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カン、ドック夫妻(イム、ヒョンシククム、ボラ)から報せを受けた

ミン、ジョンホは現地に飛び

アヒルと硫黄水の因果関係、アヒル肉の毒性を調べます

調べてみると、この村で長年アヒルを食べていても何の異変も無く

多くの村人は元気に暮らしています

このことをミン、ジョンホはネグミの長に報告

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朝廷では、再度アヒル肉を食する実地検証を行います

たまたまその場に居合わせたスラッカンの侍女が選ばれます

しかし、この侍女をスラッカンに送り込んだのは

チェ、クミョン(ホン、リナ)とヨンノ(イ、イプセ)でした

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二人は送り込む前にその侍女に高熱の出る薬をアワビに混ぜ

そのアワビを食べさせていました

翌日、その侍女は案の定、高熱を発します

確たる証拠を握った右議政オ、ギョモは

ハン尚宮、アヒルを売った村人、買ったチャングムを御白州に引っ立て

拷問による厳しい取り調べを始めます

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あまりにも厳しい取り立てにアヒルを売った村人は

拷問に耐えかね嘘の自白をしてしまいます

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連座してハンチェゴ尚宮もチャングムも大罪の罪をかぶされます

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牢に繋がれたハン尚宮をチェ尚宮が見まいました

お前が歯向かうから、権力に従わぬからこんな目に遭ったのだと言い放ちます

お前にとってミョンイは

傷みであろうが私にとっては怖れであったと語ります

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チェ一族と右議政オギョモは

大罪人として打ち首の刑を目論んでいましたが

ミン、ジョンホが二人の不正告発と引き換えに助命を嘆願し

自らは官吏を辞職するのでした

二人に下った結審は

身分を剥脱、奴婢の身分とし済州(チェジュ)島に流されます

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道中、拷問により衰弱しきっているハン尚宮は歩くことも不可能でした

思い余ってチャングムはハン尚宮をおぶります

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息も絶え絶え乍らハン尚宮は

『先に王宮に戻っている』

『侘びの言葉は王宮で言う』と言って息を引き取るのでした

哀しい別れでした

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チャングムは一人、済州島に流されます


前編(水刺間)スラッカン編が終わりました 後編は内医院(ネイウォン)編となります