2018(平成30)年2月16日(金)
将棋界だけでなく日本中を驚愕させる
神童の出現です
第11回朝日杯将棋オープン戦で初出場初優勝の快挙です
この大会は朝日新聞社主催の将棋の棋戦です
棋戦とは将棋のタイトルや優勝を争う争奪戦(大会)で
公式戦と記録に残らない一般棋戦があります
公式戦の中でも8つのタイトル戦と一般戦があり
朝日杯将棋オープン戦は一般戦になります
8大タイトル戦は竜王戦、名人順位戦、王位戦、王座戦、棋王戦、王将戦
棋聖戦、叡王戦を言い
公式棋戦としては朝日杯将棋オープン戦、銀河線、NHK杯戦
将棋日本シリーズ、新人王戦
上州YAMADAチャレンジ杯、加古川青流戦、電王戦の8つがあります
朝日杯将棋オープン戦は
前身の朝日オープン将棋選手権が2006年に終了し
後継棋戦として2007年に創設されたタイトル戦で
全棋士参加の棋戦(竜王戦、朝日杯将棋オープン戦、銀河戦、NHK杯)で
優勝者には昇段の特典が与えられています
今回までの戦績結果です
準決勝で
夢の対決であった
羽生、藤井対局が早くも実現しました
チケットは全て完売
対局場には多くのファンがつめかけました
天才棋士同士の対局ですが
技量、実績からみても羽生竜王勝利が衆目の一致するところでした
ところが、あれよあれよというまゝに
中学生棋士藤井聡太君が勝利しました
そしてその勢いのまゝ決勝戦でも広瀬8段に勝利し
初出場初優勝の快挙を成し遂げました
藤井聡太6段のデビュー以来の成績です
デビュー29連勝で記録が止まりました
敗戦もありますが
デビュー後66勝11敗です(勝率8割5分7厘です)
藤井聡太君の過去記事です
※昨日のブログ 『中学生棋士、藤井聡太君またしてもやってくれました』
藤井聡太6段 昇段への道です
現在6段です
名人への道です
羽生善治竜王 現、佐藤天彦名人 森内俊之前名人
順位戦の要約 プロ将棋棋士のピラミッドです
プロ棋士になるとまずC2級からスタートです
藤井聡太君は現在はC1級です
年に3名/50名が昇級しますが8勝1敗でも昇級できない年もあります
聡太君は9戦全勝でした
今泉健司4段 藤井聡太4段(当時) 増田康宏4段
C級1組
若手棋士のひしめき合うクラスで
年に2名/37名しか昇級できません
B級2級
ここも年に2名/25名の昇級です
B級1組 11名
上から2番目のクラスで年に2名が昇級と降級があります
将棋界の頂点に君臨する原則10名のクラスです
将棋 目が離せませんね