2018(平成30)年1月

めでたく女官となったチャングム(イ、ヨンエ

里帰りを許され親代わりのカントック夫妻(イム、ヒョンシククム、ボラ)を訪ねます

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そして母ミョンイ(キム、ヘソン)の墓に参り、女官になったことを報告します

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水刺間(スラッカン)ではチェ一族が利権を継承するため

チェ尚宮(キョン、ミリ)や提調尚宮(女官長)

パク、ヨンシン(パク、チョンス)が結託しはかりごとを巡らしてます

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二人はチョン最高尚宮(ヨ、ウンゲ)の追い落としに拍車をかけてきます

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チェ尚宮一派及び一族の巧妙な悪行です

 妃のご懐妊を知ったチェ一族は、お腹の子が女の子に代わるといった呪いの札を

一族後継者のクミョン(ホン、リナ)に退膳間(テソンカン)に隠せと命じます

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このことが発覚し退膳間(テソンカン)に出入りしていた

クミョンとチャングムが疑われます

(チャングムは亡き母がテソンカンに隠した料理日誌を探していました)

その濡れ衣をチャングムに負わせようと目論むチェ尚宮

事の真相を把握したチャン最高尚宮は官憲に任せようと主張するものの

女官長の裁断で公にすることを伏せ

クミョンは救われました

しかしこのことを境にクミョンはチェ一族の一員として

黒い陰謀に巻き込まれていくのでした

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生来身体の弱い世子

 後の12代国王仁宗(インジョン)が突然の麻痺に襲われました

その疑いが鴨鍋料理の素材を扱ったカンドック(チャングムの小父さん)に向けられました

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身内であるためチャングムは力になることはできません

一人でその原因が毒草でなく食い合わせであったことを究明し報告します

しかし自らの身をもって実践したため

料理人として大切な味覚を失ってしまいます

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 膝の悪化したチョン最高尚宮に女官長とチェ尚宮は退任を迫り

後任人事を取りつけようとしますが

チョン最高尚宮は次期スラッカンの最高尚宮は

公平な試験に勝った方とすると拒否します

その候補としてチェ尚宮とハン尚宮が選ばれ料理試験で甲乙をつけます

双方に助手を認めチェ尚宮はクミョンをハン尚宮はチャングムを指名しました

            チェ尚宮(キョン、ミリ)                 ハン尚宮(ヤン、ミギョン

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しかしチャングムは味覚を失っています

そのことをハン尚宮に話しても尚宮の決意は揺らぎませんでした

最高尚宮選抜試験に先駆け

チェ尚宮は手飼いのヨンノ(イ、イプセ)を

チャングムの部屋と同室にし  あらゆる情報を探らせます

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この頃、宮中では一大事が起こります

みその味の変わる異変が起こりました

みそは料理の基本食材であるばかりでなく吉凶をも占い

味の変化は不吉の前兆とされていました

チョン最高尚宮は、みその味の変化の原因を探ることを

試験の第1番目の課題としました

チェ尚宮とクミョンは資力と素材をフルに活用し

従来のみその味にちかい味噌をつくりますが微妙に僅かに違います

ハン尚宮とチャングムは味の変化の元凶を探ります

味噌は熟成時期に

栗や松の木の花粉が酵母の役割を果たすのですが

王宮内では落葉が激しいため樹木を伐採した事実を報告し

従来通り木々に囲まれた環境で熟成された味噌を献上し納得されました

ハン尚宮チャングムが勝利しました


チャングムの許に送り込んでいるヨノンから

チェ尚宮にチャングムが味覚を失っているとの報せが入ります

チェ尚宮は味覚を失ったものを置くわけにいかないと

またしてもチャングム追放を図ります

しかしチャングムはその少し前に菜園に出向きウンベク(メン、サンフン)から

蜂の針治療を受け味覚を取り戻していました

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無理やりスラッカン全員の前で味覚試験を実施させた

チェ尚宮ですが大恥をかいてしまいます

チョン最高尚宮はチャングムが味覚を失った経緯

己を惜しまず懸命に食いあわせを追求した姿こそスラッカンの本来の姿であり

支え合うべき仲間を追放するとは

あるべき姿ではないとチェ尚宮を叱咤するのでした

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形勢の不利になってきたチェ尚宮と女官長は

皇太后(オム、ユジン)の許を訪れ

水刺間(スラッカン)の人事を王が差配することを戒めに伺います

女官の人事に介入することを王に戒めた皇太后ですが

中宗(イム、ホ)からそれでは母上がお決めになればと勧められ

皇太后がスラッカン最高尚宮試験を

新たに再開します

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そして皇太后が新たに出した課題は王子の誕生祝の食事でした

しかし、この夏の水害で民の苦しみのなか盛大な食事ではなく

民の捨てる素材をもとに惣菜1品と汁とごはんのみの課題となりました

味覚を取り戻したチャングムは自信満々です

惣菜1品の勝負はチェ尚宮は魚のえらを使った塩から

ハン尚宮は捨てる梅の実から作った梅の実の塩漬け

惣菜は互角で汁とごはんの勝負です

双方の汁ものはソルロンタンでした

しかしチャングムは良い肉と骨の確保に奔走します

一方のクミョンはスラッカンの肉と骨を時間をかけ煮ます

勝負に勝ちたいがため良い肉、骨を調達し牛乳を加えたチャングムのソルロンタンは

皇太后が見抜きこの勝負はチェ尚宮の勝利に帰しました


既に敗北を察知していたハン尚宮は

料理の心を失ったお前を許すことができないと

病気療養中の王妃付きの尚宮の世話に追いやるのでした

ハン尚宮は時間をかけチァングムが心を取り戻す機会を与えるのでした

第2回目の課題が発表されました

肉の代わりに四季を通じて食べられる刺身を工夫せよとの課題です

これは氷の調達の出来るチェ尚宮にとっては有利です

ハン尚宮は一人でこの課題に取り掛かります

この頃、王宮に不審者が潜入し女官者の宿舎に逃げ込みました

兵士により捜索が行われチョン最高尚宮が立ち会います

チョン最高尚宮はチェ尚宮の部屋で

代々スラッカンの最高尚宮が引き継ぐべき日誌を発見するのでした

チョン最高尚宮は卑怯極まりのない

チェ尚宮に改めて怒りを抱くのでした

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ナウム寺で王妃付きの尚宮の死を看取ったチャングムが

スラッカンに戻ってきました

ナウム寺でチャングムが会得したのは料理には秘訣はなく

真心と手間暇が一番であることを…身をもって会得するのでした

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スラッカンに戻ったチャングムはハン尚宮に許され

二人で新たに課題に取り組みます

この頃宮廷では風邪が流行していました

内医院の判断で疫病の疑いがあるということで

風邪にかかっている役人、女官を問わず全て王宮外に退出させられました

チェ尚宮と女官長はこの期に乗じ

風邪にかかってもいないチョン最高尚宮を宮中から追い出すのでした

さらに腎臓の弱っているチョン最高尚宮の薬を

医女を買収し悪化させる薬に変えさすのでした

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最高尚宮不在ではスラッカンは立ちいかないと

女官長は朝廷内に言上します

皇太后の裁断によりチェ尚宮が代行最高尚宮に指名されます

この頃朝廷に明の使節団が王位継承のため訪朝しています

代行最高尚宮となったチェ尚宮は

ハン尚宮とチャングムに接待役として太平館行きを命じます

太平館の任務は政治問題も絡み何かとつらい任務でした

さらに今回の使節団長は山海の珍味しか口にしない食通と知られた人物です

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ところがハン尚宮とチャングムは

使者長が糖尿を患い薬を服用していることを聞き

二人は野菜中心の料理を差し出すのでした

激怒した使者長でしたがチャングムの差し出す料理に徐々に体調も回復し

信頼も置くようになります

王位継承問題も無事片付き二人は大役を果たします

ところがこの手柄をチェ尚宮は横取りし女官長に報告するのでした

チャングムが王妃に呼ばれました

王妃は母親代わりのナウム寺での尚宮を看取った最期を知りたかったのです

王妃、文定皇后(ムンジョンワイフ)=パク、チョンスク

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同席した内侍府(ネシブ)長官が太平館でのチャングムの出来事を引き合いに

チャングムなら心を尽くしたと言い添えるのでした

太平館の出来事は王妃を通じて皇太后の耳に入ります

ネシブ長官=シン、グク(ホジュン、馬医、トンイ、イサン、ソドンヨ、海神、サンド)
                                       
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事の子細を知った皇太后は第2ラウンドの勝者を

ハン尚宮チャングム組とします

これで勝負は●○1勝1敗となります

また王宮外に隔離されていたチョン最高尚宮も

女官長、チェ尚宮の陰謀を女医の口から聞き出し

女官長を呼び出し

スラッカンの最高尚宮最終試験を見守るため


スラッカンに戻るのでした