2018(平成30)年1月

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チャングムが宮中にあがってから8年の月日が経ちました

チャングム=イ、ヨンエ  18歳です

相変わらずの好奇心と行動力で挑戦しては

快く思っていないチェ尚宮に睨まれています

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相関図です

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王の食事を賄う水刺間(スラッカン)は

繋ぎ役として起用されたチョン尚宮(ヨ、ウンゲ)が

最高尚宮として長らく居座っています

チェ一族としては早くチェ、ソングム=キョン、ミリを最高尚宮につけさせようと

焦りだしています

チェ家の頭領チェ、パンスル=イ、ヒド

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パンスルはチェ、ソングム尚宮の兄でスラッカンを足場に

実力者の右議政(ウウィジョン)のオ、ギョモと結託し宮廷内の物品の

権利を独占している悪徳商人です

オ、ギョモ=チョ、ギョンファン

2012年10月、肝臓癌で亡くなられました  行年67歳でした

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中宗(イム、ホ)の誕生日に明の国より錦鶏が贈られてきました

調理するまで錦鶏をクミョン(ホン、リナ)が預かりましたが

その錦鶏が逃げ出してしまいました

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責任を感じたクミョンは伯父パンソルを頼ります

異変に気付いたチャングムはクミョンと共に夜中、宮中を抜け出し

クミョンをパンソルの屋敷に連れ

自分はカン、トック(イム、ヒョンシク)小父さんを訪ね

二人で中国の交易船から錦鶏を買うことができました

クミョンとの約束の時間まであと2時間です

錦鶏を抱え宮中を目指すチャングムですが

途中、深手を負い瀕死の官吏に遭遇してしまいます

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急がねばならぬチャングムですが

その官吏の応急の手当てをし宮中に戻りますが時刻を超えてしまっていました

ところがこの官吏の青年こそがミン、ジョンホ=チ、ジニ

倭国の密偵を追い、追跡中に重傷を負い

助けたのがチャングムでした

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運命的な出会いをした二人ですが

チャングムには宮中から追放という厳罰が待っていました

しかしスラッカンのチョン最高尚宮とハン尚宮(ヤン、ミギョン)の

必死のとりなしで追放処分から

配置換えとなり菜園行きを命じられます

菜園とは王宮の隅にある薬草畑ですが宮中から見捨てられた人の溜り場で

そこに働く人々は気力に欠け

ただ惰性的に日々を送るばかりでした

菜園の責任者、元医官のチョン、ウンベク(メン、サンフン)にして

昼間から酒を呑み寝てばかりです

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その菜園の近くに護衛部隊の練兵場あります

そこには傷の癒えたミンジョンホの姿がありました

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その手には命の恩人が落としていったのりげが握られていました

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菜園(薬草畑)に追いやれたチャングムですが

菜園でも一人黙々と薬草栽培に精を出します

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チャングムが取り組んだのは

朝鮮では栽培が難しいとされている薬草キバナオウギでした

そのキバナオウギがやっと芽を出しかけた時に

薬草畑は荒らされてしまいました

チャングムの熱心さに心打たれたウンベクはチャングムと共に

夜陰に隠れその犯人を捕らえます

なんと菜園で働く仲間の男で

なかなか口を割りません

役所に届け出ても役人は取り上げようともしません

薬効のあるキバナオウギは明国から買い入れ高値で捌けるため

チェ、パンスルと右議政オ、ギョモの金づるでした

薬草の独占権を得るための二人の陰謀でした

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気を取り直しチャングムは再びキバナオウギ栽培に取り組みます

芽のふきだしたキバナオウギがまたしても荒らされ

土が掘り返されています

これはウンベクが仕組んだ策で

苗ごと市場に出し全国栽培させようとの一策でした

貴重な薬草、難しいといわれたキバナオウギの栽培に成功した

チャングムはその功績が認められ

水刺間(スラッカン)に戻ることが許されました

ウンベクから友人宛ての一通の手紙を預かったチャングムは

宮中の書庫を訪ねます

その友人は既に転属され、たまたま居合わせたミン、ジョンホが

その手紙を開いてみると

ウンベクから友への依頼の手紙で

この女官は薬草の栽培を成功させた女で聡明で才能もある

必ずや人のために手助けとなる女で

本を貸しだってやって欲しとの内容でした

二人が話を会したのはこの時が最初で

以降、ミン、ジョンホ自身がチャングムに本を貸し出すのでした

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水刺間に戻ったチャングムですが

女官への最後の登竜門、料理試験が一週間後に迫っています

この試験に落ちれば宮中を去らねばなりません

問題が与えられます

故事にちなんだ問題で料理名を当てるのですが

チャングムには解けません

正解は饅頭(マンドウ)です

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早く正解を出した順に明日の実技試験にいい素材が与えられます

大きなハンディですが実技は受けられます

ところがその夜

全員に配布された貴重な食材の小麦粉をチャングムは盗まれてしまいます

犯人はお針子の見習い女官で

退官するノ尚宮に最後に好きな饅頭汁を食べさせたがための仕業でした

理不尽な仕業ですが誰も温情を掛けてくれません

チャングムは小麦粉無しで試験に挑みます

第1位はクミョンの蒸し饅頭

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チャングムのつくった饅頭は小麦粉の代わりに

スンチェという野菜をつかい作り上げました

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試食した人々は絶品だとの賞賛の声が多かったのですが

規則違反ということで試験に落ちてしまいます

そこへ皇太后=オム、ユシン(チャンヒビン、ホジュン)が視察に及び

チャングムの饅頭を試食します

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この者は何位だと質すと御付きのものは

落第ですと答えます

試験の規定外の食材を使用したのが違反で落としたと答えます

その時、皇太后お付きのノ尚宮が

小麦粉紛失の経緯を話し

チャングムはかえってその行為を讃えられ

皇太后の一声で宮中から去らねばならない急場から救われました

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チャングム

夢にまで見た女官です  長年の夢が叶いました