2018(平成30)年1月

独りぼっちとなったチャングムは

カン、トック夫妻の許に身を寄せます

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カン、トック(イム、ヒョンシク)は宮廷に仕える通いの料理人(熟手)です

妻のナジュテク(クム、ボラ)は醸造業を営み

宮廷に酒等を卸しています

二人とも憎めない人物です

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2年が経ちました

燕山君(ヨンサングン)治世12年

燕山君の暴政に耐えかねた朝廷内では密かに

燕山君の異母弟である晋城大君(チンソンデグン)を擁立する

クーデターを画策していました

しかし、その挙行には晋城大君の内諾を要します

その時に白羽の矢が立ったのはチャングムでした

幼いながらもチャングムは宮廷内への酒の配達をしています

酒に託して朝廷内の意を汲んでもらう策です

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賢いチャングムは教わった順に酒を呑むよう晋城大君に伝えます

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そしてチャングムはその場に居合わせた尚宮に

女官になりたいと訴えます

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チャングムの届けた酒を

晋城大君が受け取り拒否しなかったことにより

朝廷側では内諾を得たと判断      クーデターを挙行します

新国王の誕生です

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李氏朝鮮第11代国王  中宗(チュンジョン)=イム、ホ

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チャングムも直訴が認められ

異例の女官への道が開けました

チャングム10歳の年でした  チャングム=(チョ、ジョンウン

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宮廷にあがったものの半月間の訓練を経た後

女官見習いとなるのですが

ところが賤しい出であるために幼い子らの間でも

仲間外れにされてしまいます

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同期の中でもいじめのボスはユン、ユンノ(キム、ハンビ)でした

意地悪な性格で叔父マッケ(大殿別監)が役人であることを鼻にかけ

弱いものをいじめたり、嫌がらせをしたりしています

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後年成長してもその性癖は改まるどころか

益々ひどくなりチェ一族の手足となり

ハン尚宮やチャングムに妨害や巧妙な策を弄します

後年のユンノ=イ、イプセ(イサン、ホジュン)

憎まれ役、損な役柄でしたね

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チャングムと親しくなったのは

宮廷に亀を抱え入宮してきたイ、ヨンセンでした

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心優しい性格で

後に中宗(チュンジョン)の目にとまり

側室となり女子を生みます      ヨンセン=パク、ウネ(イサン)

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チャングムの一期上にチェ、クミョン=(イ、セヨン)がいます

代々水刺間(スラッカン)の最高尚宮を踏襲するチェ一族の出で

見習いの頃から料理の天才と讃えられ

プライドも高い聡明な女性です

成長してはチャングムのライバルとなります

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後年のクミョン=ホン、リナ

クミョンの師は、もちろんチェ一族の尚宮

叔母のソングム(キョン、ミリ)です

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キョン、ミリさんも憎まれ役でした

当初はヤン、ミギョンさん扮するハン尚宮役でしたが

チェ尚宮役がなかなか決まらずキョン、ミリさんが引き受けました

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苛めに耐えながらも

チャングムは見習い女官となり

水刺間(スラッカン)に配属され生涯の師となるハン尚宮(ヤン、ミギョン)に仕えます

躾は厳しいですが

暖かい目でチャングムを見守ります

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チャングムの誓いが大ヒットした功績は

チャングム役のイ、ヨンエ人気ですが

韓国内ではハン尚宮を演じたヤン、ミギョンブームでした

実に10話ほど延長となったと言われています

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そしてチャングムの親友、亀のヨンセンは

醤庫尚宮のチョン、マルグム(ヨ、ウンゲ)の許に預けられます

マルグムは両班の出ですが

権力欲もなく閑職の調味料や漬物等の管理する尚宮となっていますが

実力もあり、志の高い尚宮で

ヨンセンやチャングムを可愛がり

殊に甘えたがりのヨンセンは母のように慕うのでした

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ところがその欲のないチョン尚宮に最高尚宮(チェゴサングン)の座が

舞い込んできました

チェ一族の現最高尚宮が病気のため宮中を去ることになり

次期最高尚宮の座はチェ一族のソングムのはずでしたが

年若のため

繋ぎ役としてチョン尚宮が選ばれました

策を弄したのはチェ、ソングム尚宮とチェ一族に懐柔されている

提調尚宮(女官の人事権を握る)のパク、ヨンシン(パク、チョンス)でした

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以降

水刺間(スラッカン)第11代最高尚宮はチョン、マルグムとなり

チェ一族の思惑外の長期にわたりその座を務め

スカッカンの風紀を正すのでした

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続きます