2017(平成29)年7月23日(日)  くもり

かねてよりお誘いの合った

ブログ名 『田舎暮らしの爺ちゃん』 の住まれる

飯高波瀬の瀬ゆの鑑賞に出かけました

近辺に波瀬という名の地区が二つあり

一つは奈良県境に接する旧飯高郡(現松阪市)の波瀬と

もう一つは旧一志郡(現津市)の波瀬で

地元では飯高波瀬、一志波瀬と区別して言われています

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連絡をとり合って

落ちあう場所は14:00時  波瀬です

田舎暮らしの爺ちゃんさんは

15~6年前に同じ職場で2年ほど

ご一緒した温厚な上司でもあり良き先輩でした

久しぶりの対面でした

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郵便局の裏手(北側)に、この波瀬地区でも

波瀬ゆりを丹精に育てて見えるお宅(山本さん)があるとのことで

地元の人でないと通らないような旧道から伺います

自宅の裏が山に面しその山の斜面を利用し

波瀬ゆりが植えられています

かなり有名なのか他所からの見物の方の姿も見られます

料金はいりません

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これが波瀬ゆりで

松阪市の花に指定されています

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斜面に沿って波瀬ゆりが群生しています

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見物用に石段も整備されています

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波瀬ゆりはヤマユリの一種で

7月中旬に大輪の白い花を咲かせ

風貌が優美なことからユリの王様と言われています

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大事に育て上げられた波瀬ゆり

甘い香りが漂っています

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上から見下ろすと

前方の青い建物は松阪市飯高地域振興局波瀬出張所で

その建物に面して国道166号線が走っています

道の駅、波瀬駅も見えます

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少しレンズをターンすると

以前、紅葉時に訪れた陶芸の森、虹の泉も視界に入ってきます

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波瀬ゆりを堪能した後

旧道を走ります

飯高の地名は上古時代(大化の改新以前の遠い昔)から

平安時代にかけ、この地に居た豪族飯高氏に由来しています

また都と神宮を結ぶ街道の要所として栄え

松阪市花岡地区で見つかった舟形埴輪の宝塚古墳や

松尾地区の多くの古墳群は

飯高一族の墳墓として今も現存しています

近世に入ってからは

和歌山街道の宿場町として賑わった地です

この旧道は和歌山街道の一部でしょうか

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かっては造り酒屋や旅篭で賑わった波瀬の地で

本陣跡も見られます

ただし、この建物は天理教でした

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旧道沿いには自然の波瀬ゆりも見かけることができます

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とりあえず

田舎暮らしの爺ちゃんさんのお家に到着

14:40分


続きます