2017(平成27)年7月

韓ドラ、ウンヒの涙    2013(平成25)年、韓国KBS放送

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あの悲惨な民族戦争から20年

避難民として開城(ケソン)から仁川(インチョン)に逃れてきた

開城商事の女主グムスン(ハン、ヒョジュン)と孫のソンジェ

そしてチャ、ソック夫妻の二家族4人はその後も互いに助け合い

今では仁川豆腐という工場を経営し平穏な日々を送っています

1070(昭和45)年

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グムスンが社長  ソック(パク、チャンファン)が工場長

二人が起業した豆腐屋が大きくなり

両家はソックがグムスンの養子となり一家族となっていました

グムスンの孫ソンジェもソック夫妻になつき

本物の親子以上の関係となっています

イム、ソンジェ(イ、イン) 大学を卒業し豆腐工場に入ったばかりです

純真な心の好青年でウンヒに好意を抱きます

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ソック夫妻にその後生まれた一人娘のチャ、ヨンジュ(チェ、ユンソ)

義理の兄ソンジェに恋心を抱き

活発な女子高校生です

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工場経営も安定し裕福な生活を送っています

このグムスン一家に

グムスンの甥に当たるイ、ペクス(チェ、ジュニョン)と

妻のシン、ヘジャ(チョン、ソヒ)が居候しています

ペクスはグムスンの兄の子で亡き父の財産を食いつぶし

今では叔母のグムスンの計らいで営業部長として工場で面倒を見てもらっています

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一方同じく

開城を逃れソウルに避難したハン、ジョンオク

(キム、ヘソン)母娘

苦難の日々を送りながらも生きながらえてきた母娘です

ウンヒ(キョン、スジン)  高校を中退し縫製工場で家計を助けていました

幼き頃から母一人に育てられながらも

清い心を持ち貧しくても健気に生きてきました

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ところがソウル市の再開発で住む場を失くし

唯一の手立てとして

かってソウルで親しくしてい仁川に越した家族を二人は訪ねます

ようやく探しあててきた友は2年前に亡くなり

落胆を隠せない二人でしたが

その友人の息子が現れました  ジョンテでした

チェ、ジョンテ(チョン、ミンジン)  ウンヒにとってオッパー(兄)みたいな存在でした

滅法喧嘩が強く仁川のチンピラ仲間でも恐れられていますが

根は真面目な好青年です

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この作品の主演者4名です

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ジョンテの仲介により

家主のコさんの集合住宅に住まいも決まり

コさんの娘が経営するクッパ店でジョンオクの職も決まりました

コ、チュンシク(チェ、ジュボン)  米穀店主で集合住宅の大家

道理をわきまえたすこぶる優しい好人物です

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コさんの三女コ、スンドク(チェ、ミニ)

感情的になりやすい一面、心根の優しい娘で

後に借家人のホン、サンボンと一緒になります

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集合住宅に住むのは

仁川豆腐で配達係のジョンテ

同じく仁川豆腐の工場従業員のホン、サムボン(ソン、ジョンボム)

スンドクと所帯をもちます

明るい性格です

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仁川豆腐工場、近くで喫茶店ビーナスの雇われママ

チョンママことチョン、ミジャ(カン、ギョンホン)

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みんないい人ばかりの集まりで

見知らぬ地でのジョンオク、ウンヒの心も安らぐのでした

仁川(インチョン)の港を散策するウンヒ

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その寂し気な姿を写真に収めるソンジェ

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ソンジェは、いつかカメラマンになりたい夢を抱いていました

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突如、降り出した雨で遭遇した二人

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運命の出会いでした

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ウンヒも仕事を探さねばなりません

ジョンテが自分の勤める仁川豆腐の

事務員が辞めること聞き、ウンヒに職を勧めるのでした

事務経験のないウンヒでしたが

なんとか採用の許可を得ました

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20年前の開城でのあの忌まわしい事件の両家の再会です

もちろんこの時点で誰も知る由もありません

相関図です

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初の経理の仕事に不安げなウンヒですが

仁川豆腐の面々は暖かく見守ってくれるのでしたが

営業部長のペクスと妻のヘンジャは

ウンヒにつらく当たるのでした

まぁ、このお二人は俗にいう嫌われ者夫婦

自己愛が偏重的に厚い小悪人で

ドラマでは息抜きのシーンとしてよく使われます

ウンヒは徐々に仕事も覚え

会社内でも可愛がられ殊に経理主任ソンジェは

俄然、仕事に精を持ちだしました

母のジョンオクもクッパ店での料理はお済付きで

貴重な戦力として重宝がられています

市場でつかの間の買い物を楽しむジョンウン、ウンヒ母娘

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ところがその市場で

ソックが買物中のジョンオクの姿を見かけます

ソックにとってはあの20年前の忌まわしい出来事が脳裏を走り

胸騒ぎを覚えます

(まだこの時点ではウンヒがジョンオクの娘だということは知りません)

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過去の事件の発覚を恐れたソックは

ジョンオクの店を訪ね

ソウルで店を持たないかと資金援助を申し出、

仁川の地を離れるように諭します

(ソックはこの時点では自身の身分を明かしていません)

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ソンジェとウンヒの心には双方に淡い恋心が芽生えだしています

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ソックに追い討ちをかけるかの如く

20年前の開城署の担当刑事、チョ刑事が仁川署に転勤してきました

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気の弱いソックは

おばあさんにジョンオクの存在が知られないかと思うと

気が気ではなくなりついには倒れ込んでしまいます

この作品はDVD46巻  全140話

1巻当たり3話編成で内訳は1話35分x3=105分の構成です

この仁川(インチョン)豆腐工場編は33話まで

まだ4分の1程度です

戦火を逃れ懸命にグムスンを支え

豆腐工場も軌道に乗せ

周りからも清廉真面目と評されたソックが

過去の過ちを必死で隠蔽しようと画策する描写に

魅入ってしまいます

仁川の山寺で

ジョンオクとグムスン社長が再会してしまいます

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グムスンにとってジョンオクは一人息子の敵の妻です

罵声を浴びせ

目の前から立ち去れと罵ります

ウンヒとソンジェの仲も

この一件でご破算です

ウンヒは仁川からかって住んでいたソウルに一人戻ります

ジョンオクはチョ刑事から

20年前の目撃情報があるという話を聞き、仁川を離れませんでした

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普段は仕事に厳しいながらも

判断力のあるグムスンでしたが

ことドスクの事件についてはいまだに怨念の塊を持ちつづけていました

真犯人であることを隠し続け

グムスンとともに苦楽を共にし

ソックは懸命に生きてきましたが

かっての親友、ヒョンマンの妻子が突如目の前に現れ

過去の罪の謝罪よりも隠蔽に走ってしまいました

大好きな兄ソンジェをウンヒに奪われ

可憐に見えたヨンジュの陰湿な

性格が徐々に暴露されてきました

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続きます