2016(平成28)年10月28日(金)  雨

ステップトラベルさん企画の

三河路日帰りの旅です

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昼食付きでこのお値段、助かります

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来年、平成29年のNHK大河ドラマ

『おんな城主直虎』の舞台となる奥浜名湖、伊井谷の先取りツアーです

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伊井谷宮、龍潭寺~蒲郡えびせんべい共和国&オレンジパーク(ミカン狩り、昼食)

~三河湾ヤマスイの水産物~かぼちゃ寺(妙善寺)という行程です

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小雨の降るなか松阪駅東口から出発です  7:45分集合 

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バスは三重郡菰野町のささきバス  運転手は倉田さん

ステップの添乗員はozawa,ayumiさん

乗客39名で8:00に出発です

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伊勢湾岸道路を走っています

長島スパーランドが見えています  9:05分

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名古屋港で、輸出用の乗用車が待機しています  9:10分

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東海市、新日鉄住金等の重工業地帯も見えます  9:15分

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最初のトイレ休憩は刈谷ハイウェイオアシス上りエリア  9:30分

刈谷ハイウェイの詳細です


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この時間帯ですから食堂は準備中です

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今日はお天気も下り坂で集客はどうなるでしょう

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バスは伊勢湾岸道路から

豊田JCTを経、平成24(2012)年4月に開通した

新東名高速道路(神奈川海老名南JTC~豊田JCT間、253,3km)に入ります

浜松いなさインターで降ります   10:25分

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浜松引佐(いなさ)インターからは

R257号線を南下、奥浜名湖方面を目指します

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最初の訪問地、伊井谷宮(いいのやぐう)に到着です  10:40分

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境内図です

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拝殿と本殿です

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御祭神は宗良(むねなが)親王

御醍醐天皇の第四皇子で

動乱の南北朝時代1336年~1392年の56年間

南朝(吉野)方のために活躍された御仁でした

各地を転戦された後

晩年再び、この井伊谷を訪れられ

元中2年(1385)8月、御年73歳で井伊谷の地でお亡くなりになられました

明治元年(1868)明治天皇により当宮創立の勅旨が出され

明治5年2月に御鎮座されました

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本殿の右側に資料館があります

入り口に浜松市の地酒、浜松城の出世城でしょうか

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宗良(むねなが)親王、直筆の和歌や

伊井家に伝わる資料が展示されています

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この地は現在は静岡県浜松市となっていますが

2005年7月1日、平成の大合併により静岡県引佐(いなさ)郡から

周辺10市町村と共に浜松市に編入されました

(浜北市、天竜市、舞阪町、雄踏町、細江町、引佐町、三ケ日町、春野町

佐久間町、水窪町、龍山村)

社務所前に初穂料手筒花火が置かれています

手筒花火は三河が本番ですからこの地も奥三河との関係は深い地なのでしょう

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ご神木もみえます

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明治維新100年の記念樹と慈母観音石です

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伊井谷宮(いいのやぐう)の後方に伊井社があります

宗良(むねなが)親王が南朝方として各地で転戦し

当地での戦闘では伊井氏が南朝方、宗良に組みし共に戦った歴史もあり

当時の伊井家12代当主、道政の娘、重子が

宗良の子、尹良(よしなが)親王を授かり

南朝(吉野)方と深い関わりを持ったことは伊井家の名誉と誇りとしたのでした

南北朝~室町~戦国時代~安土桃山へと時代は進み

伊井家はその後、徳川四天王の一人として有名な中興の祖

第24代当主、伊井直政を輩出します

おんな城主直虎は伊井家22代目当主直盛の娘でした

直盛には男子が無く

直盛は従妹の直親と直虎とを妻合わせ直親に家督を継がせる予定でした

しかし歴史の波にもまれ二人は結ばれることもなく

直親は今川氏真により殺され、直虎はおんな城主として伊井家を護るのでした

直親が身を隠した先で生まれた子が直政です

来年のNHK大河ドラマ

脚本は森下佳子(仁-JIN、天皇の料理番、朝ドラ=ごちそうさん)

主人公の直虎(おとわ、次郎法師)役に柴崎コウ

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共演者の方々

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伊井直政は譜代大名最大の初代彦根藩35万石の大名として

また初代高崎12万石藩主(群馬県)でもありました

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江戸幕府264年間を通じ井伊直弼等5人の大老職を輩出し

明治維新を迎えています

宗良親王の伊井谷宮ご鎮座の際

元彦根最後の16代藩主、彦根藩知事、伊井直憲の多大なる尽力もあり

皇室(宗良親王)と伊井家の結びつきから伊井社も祀られました

祭神は伊井道政公とその子、高顕公です

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境内を進むと最奥に宗良(むねなが)親王の御墓があります

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立ち入り禁止です

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そこから左に折れると

伊井家の菩提寺、龍澤寺(りょうたんじ)です

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伊井家歴代の墓所です

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伊井家家臣の墓もあります

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井伊谷宮からの順路でしたので、本堂の裏からの見学となりました

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龍潭寺(りょうたんじ)境内図です

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閉山堂、この奥が伊井家の墓です

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臨済宗妙心寺派、山号は万松山、ご本尊は虚空蔵菩薩、龍潭寺本堂です

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仁王門  本堂側から撮っています

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仁王門から山門の間にご神木があります

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樹齢400年、高さ19mの梛の木です

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参拝の入口、山門です

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伊井家菩提寺の経緯が書かれています

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この山門から仁王門、本堂へとが順路でしょう

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仁王門を潜ると鐘楼があります

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その先が本堂への入口で

庭園拝観料が要ります  500円

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見学時間が40分と限られています  無理でしょうね

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庭園の景色です

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龍潭寺(りょうたんじ)縁起です

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井の国歴史散策の参考図です

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浜松市周辺図です

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奥浜名湖周辺図です

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11:20分  全員が揃いました

これから三河湾、蒲郡市にバスは向かいます

バス

今から17~18年前

細江町に職場見学で、この地におじゃましています

気賀関所跡や国民宿舎奥浜名湖では一泊しています

懐かしく思いました