2016(平成28)年6月11日(土)
大須から鶴舞公園までは1kmほど、大須通りを東にテクテク歩いてみましょう
運河様の川は新堀川です
愛知県中警察前です
立体交差の歩道橋の先が鶴舞公園です
鶴舞公園到着です 14:20分
鶴舞(つるま)公園は、
明治42年(1909)名古屋で最初に開設された公園です 23,7ha
広々とした公園です
春から夏にかけての桜、チューリップ、バラ、菖蒲、紫陽花の花々が咲き
殊に桜は日本さくら名所100選に選ばれています
公園のシンボル、噴水塔です
南東方向のバラ園の方へ向かいましょう
奏楽堂も見えます
バラ園からさらに進むと紫陽花の小径があります
竜が池と浮見堂です
後方は名古屋工業大学です
菖蒲園です
少々盛りを過ぎていました
昭和天皇ご成婚記念事業として昭和5年(1930)完成した名古屋市公会堂です
コンサートやボクシング会場として利用されています
右は名古屋大学付属病院です
かって鶴舞公園には動物園がありました
大正7年(1918)に開園した鶴舞公園付属動物園で
手狭となり昭和12年(1937)1月に当時新設された東山公園に移設されています
東山動物園の前身ですね
ここ最近では平成に入ってから(2009年頃から)
コスプレのメッカとなっています
洋風建物、和風庭園、屋内外での撮影スポットが人気を呼び
東京、大阪等からも遠征し撮影会を開催するほどの人気です
鶴舞公園を後にします 14:45分
地下鉄で熱田神宮を目指します 上前津乗り換え240円
地下鉄神宮西駅下車
西門からの参内です 15:15分
参道に入りました 第二鳥居です
樹齢1000年以上の大楠です
参道脇に熱田神宮1900年の歴史が掲げられていました
三種の神器の一つ、草薙剣(くさなぎのつるぎ)を祀る神社です
創建は景行天皇43年(西暦換算113年)と伝えられ
平成25年(2013)が創祀1900年の年に当たりました
第12代景行天皇は日本武尊(やまとたける)の父です…神代の時代です
熱田の地は元は海辺だったそうです
平安時代です
平安末期~武家政治
熱田神宮の大宮司は代々尾張氏が務めていましたが
平安後期に京の藤原南家、藤原季範にその職を譲り、以降その子孫の
藤原氏、千秋氏が大宮司を尾張氏が権宮司を引き継いでいます
その藤原季範の娘が鎌倉幕府を開いた
源頼朝の母、由良御前でした
頼朝が長男の善平を押しのけ源氏の頭領となったのには
母が高貴の出であったことも起因しています
源平の戦いで平家は安徳天皇と三種神器を奉じて都落ちをします
壇ノ浦の戦いで源氏に敗れた平家は
二位の尼が安徳天皇を抱き三種神器ともども入水、水没したとあります
以降南北朝の時代を経て
現在は八咫鏡(やたのかがみ)は天照大神のご神体として伊勢神宮内宮に
草薙剣(くさなぎのつるぎ)は熱田神宮に
八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)は皇居に安置されています
室町~戦国時代です
あの織田信長が駿河の今川義元を破った
桶狭間の戦いに臨み戦勝祈願をしたのがここ熱田神宮でした
秀吉~家康の代です
江戸時代です
江戸末期~明治
東海道53次の41番目の宿場町でもありました
~鳴海宿~宮宿(熱田)~桑名宿
明治~大正
そして現代から未来へとですね
第三の鳥居です
ご本殿です
建物は伊勢神宮と同じ神明造り
明治26年(1893)までは尾張造りでした
花は咲けども実のならない、ならずの梅の木
中央が徳川五代将軍綱吉公、再建の西楽所
左右の塀が、信長塀と呼ばれ
今川義元戦勝祈願の御礼として贈った塀です
日本三大土塀の一つです
(京の三十三間堂、太閤塀、西宮神社の大練塀)
少し脇道を歩きます 六末社
境内図です
宝物館前のトイレの注意書きです
宝物館 300円
パンフレットより
宝物館からすぐそばに名古屋で最古の石橋があります
平安末期~鎌倉初期の西行法師が腰かけたと伝わる二十五兆橋です
日本三大灯籠の一つ佐久間灯篭で高さ8mあります
(京都南禅寺、東京上野東照宮) 他に大阪住吉大社、奈良春日大社…も
正門の南門です 第一鳥居
歩道橋からの神宮の森ですね 16:15分
帰りはJR熱田駅から
有難うございました