2016(平成28)年6月2日(木) 晴れ

今年の4月に見た韓国ドラマ  『イルジメ』 です

2008年5/21~7/24  韓国SBS放映作品  全20話です

2008(平成20)年度、韓国、視聴率NO.2の大ヒット作品です

1位は 『母さんに角が生えた』 でした

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作品の題名、イルジメ=一枝梅(いっしばい)は

17世紀ごろの中国、明および李氏朝鮮時代(1630年頃の16代仁祖(インジョ)期)の

文筆作品に登場する架空の人物で、悪徳官吏から財物を盗み取り

現場に一枝の梅の絵を置き去る義賊として登場しています

日本でいうネズミ小僧、海外ではルパンやゾロといった義賊でしょうか

主演のイルジメ=(ヨン、イ、ギョム)はイ、ジュンギ

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物語は後のイルジメとなるイ、ギョムの少年時代から始まります

ギョムの父イ、ウォノ(チョ、ミンギ)は現王様の大功臣でしたが

政権に入らずに漢陽(ハニャン、現在のソウル)の地で静かに暮らしていました

子役時代のギョム=ヨ、ジング  名子役で沢山の作品に出ています

ジャイアント、会いたい、太陽を飲み込め等々

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朝鮮第16代王、仁祖(インジョ)はクーデターにより王位に就いた人物で

猜疑心が強く朝廷も国も荒んでいます

その仁祖の矛先がイ、ウォノの周辺にも広がってきました

仁祖(インジョ)=キム、チャンワン

仁祖はイ、ウォンに謀反の罪を画策し漢陽(ハニャン)の郡役人に命じるのでした

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見も知らぬ血判書が屋敷から出た罪で

イ、ウォノは反逆の罪で王自らの手によって葬られます

この時、ウォノの屋敷に血判書を埋めたのは

ナ、セドル父子でした

セドル=イ、ムンシク(ジャイアント、屋根部屋のプリンス)

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裏工作の首謀者(漢城府判尹)は発覚を恐れ、セドル父子を抹殺しようとします

ピョンシク=イ、ウォンジュ(海神)

打算的な野心家でついには兵曹判書(ピョンジョパンソ=国防長官)まで上り詰める

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ピョンシクの長男に出来の悪いシワンがいます

シワン=キム、ムヨル

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ピョンシクには似つかわしくない、トンビが鷹を生んだのか

聡明で美しい一人娘ピョン、ウンチェがいます

幼児期のギョムとウンチェで、二人はこの頃に出会っています

子役はキム、ユジン(宮、善徳女王、トンイ)

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成長したウンチェ=ハン、ヒョジュ(華麗なる遺産、トンイ)

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セシルと息子のチャドルが殺されると知ったタンは

急ぎ郡役所に駆け込みます

タン=キム、ソンリョン(野王)

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ピョンシクに面会したタンは

昔、乱暴にあったあの時に出来た子がチャドルで

あなたは、実の子をも殺すのですかと嘆願するのでした

実際はタンがはらんでいたいたのは奉公先の若旦那イ、ウォノの子でした

しかし、身に覚えのあるピョンシクはその話を信じ

チャドルを庶子として引き取るのでした

…ということは、ギョムとチャドルは腹違いの兄弟となります

子役時代のチャドル=イ、デビッド

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成長したチャドル=名もピョン、シフと変わり

庶子という理由からピョン家では虐げられるが才のある青年に成長しています

ピョン、シフ=パク、シフ(王女の男)

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父のウォノを謀反の罪で惨殺され

一家チリチリばらばらとなったギョムは

惨殺現場に居合わせた衝撃から記憶を失ってしまいました

憐れに思ったセドルは、ギョムを我が子同然に育てるのでした

ナ、セドル

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セドルは何と気の良い男でしょう

10数年前タン母子を救ったのもセドルでした

イ家から追放されたタンを救い、その子チャドルを我が子のように育て

タンとは偽装夫婦のままで過ごし

今また、ギョムを引き取るというのです

タンにはイ家、ウォノに恨みがあります、そのウォノの遺児ギョムは

お尋ね者で厄介者です

反対するタンを押し切りセドルは養子としてギョムと暮らすのでした

  桜 ブーケ1 

10数年が経過しました

成長したヨン(ギョムから改名しています)とセドル

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とりあえず相関図です

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作品ポスター

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主演の四人

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記憶を喪失しているヨンですが

謀反者の息子として度々疑われ襲われる度に

徐々に記憶が戻りだし

父にとどめを刺した刀に刻まれていた紋様も鮮明に蘇えってきました

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王の護衛として仕える武官がいました

朝鮮随一の剣の使い手、刺客として名を売った男ですが

いかに勅命とはいえ罪のない人を家族を殺める日々に嫌気がさし

姿を和尚の衣に身を隠し全国を放浪して暮らしています

コンガル=アン、ギルガン(善徳女王、光と影)

そのコンガルの脇には幼い頃、彼の手にかかりみなし子となったポンスンが付き従っています

ポンスン=イ、ヨンア(製パン王キムタック)

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自分の出自を自覚したヨンは

捕卒になるためと偽り

養父のセドルから忍びの仕方を学びます

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ヨンにとって父の仇の唯一の証拠は刀に刻まれた紋様です

その剣の持ち主を捜すため

ヨンは夜な夜な官吏の家々を盗賊に身を化し刀を探し求めます

ヨンにとって目的は父の仇であり

金品ではありません、悪徳で得た財宝や金品は奪っても

貧しい物乞いの人々に分け与えるのでした

噂が噂を呼び、ヨンが去った後に梅の花の絵が残されることから

義賊イルジメ(一枝梅)ともてはやされだしました

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ただヨンは剣の技が無知です

己の力の限界を悟ったヨンは、偶然出会った

詐欺まがいの父娘連れの和尚がけた外れの腕の持ち主であることを目撃し

ヨンは武術の弟子入りをすがる思いで頼み込みます

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成長したイルジメの誕生です

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以降

イルジメの正体をつかみ捕えようと躍起となる

ピョンシク父子の兄のシワンと義弟のシフ

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一方ウンチェは昔、幼い頃訪ねたイ家を訪ね

その時に出会った初恋の少年のことを思い出しています

一方ヨンもかっての我が屋敷に舞い戻り昔を偲んでいます

偶然にも二人は梅と鶯の話をした大木の許で再会します

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そのヨンに好意を抱く娘がいました

武芸の師匠コンガル和尚の娘、ポンスンでした

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ヨンのイルジメとしての飛躍が再開します

ヨンの探し求める剣の持ち主は天友会の一員であることを突き止めます

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次々に首謀に近づくヨンが

最後に到着したのが朝廷でした

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何とその刀の持ち主は王でした

意を決したヨンは王宮に乗り込み、国王に刃を向けます

王の口からなんとヨンの父、イ、ウォンは王の弟であることを聞くのでした

父の仇を討とうとすれば討てましたがヨンは

国王に向かい民衆に謝れと王の命を奪いませんでした

背を向けたヨン=イルジメに王の護衛武官、サッチョンが襲い掛かり斬りつけます

ヨンの命は…?

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4年が経過しました

セドルとタンの間に子供が生まれていました

ケットンという名(犬糞の意)でセドルによく似ています

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人々はまたイルジメが現れると期待しています

この作品で本当に自身の前歯を折り

熱演したナ、セドル役のイ、ムンシクさん熱演でした

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有難うございました