2014(平成26)年6月24日(火)

梅雨の谷間の初夏を思わす日差しの強い日です

松阪市内で緑の多い噴水のある鈴の森公園に出かけました
 
イメージ 1

この辺りは以前はカネボウ綿糸工場の跡地で

平成10(2004)年市が買い取り
 
市民の憩いの場として平成13年に開放開園しました
 
イメージ 2

カネボウ松阪工場は

大正12(1923)年3月、南勢紡績KKが鐘淵紡績KKとの合併で

鐘淵紡績松阪工場としてスタートし綿糸生産を開始しました


(鐘淵紡績は松阪出身の三井財閥が
 
明治20[1887]年興した当時有数の民間企業でした)
 
イメージ 5

第二次大戦中は航空機合板製造に転換しましたが

昭和22年(1948)4月には綿糸生産を開始

 
イメージ 7

昭和46年12月、社名を鐘紡KKに改称

昭和52年(1977)6月に鐘紡KKより分離し

カネボウ松阪工場となりました

 
イメージ 3
 
イメージ 4
 
イメージ 6

地域の産業と雇用を守ってきたカネボウ松阪工場でしたが

繊維不況による合理化に規模を徐々に縮小

ついに平成5年(1993)操業停止
 
70年にわたる歴史の幕を閉じました

このカネボウ工場辺りを

再開発し市民会館、文化財会館、図書館等も隣接しています


駐車場は隣接の施設と共有で400台ほどOKです無料

10:55分
 
イメージ 8

緑が多くのキャッチフレーズ通り緑が覆い繁っています
 
イメージ 9

環境の良さからか高層マンションも周りに見られます
 
イメージ 10

そうそう評判の噴水を見てみましょう
 
イメージ 11

毎年5月の連休前から10月末まで3種類の噴水が上がります

ちびっ子たちにはたまらないでしょう
 
イメージ 12

噴水の勢いが増してきました
 
イメージ 13

逃げ出す子もいればはしゃぐ子もいます
 
イメージ 14

これは最高ですね
 
イメージ 15

涼しさをもらいました
 
イメージ 16

静まった噴水前にちびっ子たちが戻ってきます

イタチごっこで楽しい光景です
 
イメージ 17

公園内を散策しましょう

工場跡の敷地(115,995㎡)は広大で散歩道もあります

 
イメージ 18

シンボルの大ケヤキです
 
イメージ 19

これもまた涼しげですね
 
イメージ 20

松阪花菖蒲
 
イメージ 21

時期遅れでした
 
イメージ 22

紫陽花はまだ楽しめました
 
イメージ 23
 
イメージ 24

園内を一周しますとはにわ館の裏に出ました
 
イメージ 25

覗いてみましょう

月曜日休館9:00~17:00   100円

これは大正12年(1923)のカネボウ綿糸倉庫でした

このレンガ造りはイギリス積みで平屋切妻造、鋼板葺です

全長74m巾106m建物面積1044㎡です
 
イメージ 26

平成8年に文化財センターギャラリー棟として生まれ変わり

平成14年、国の有形登録文化財に指定されました


今日は郷土の映画監督小津安二郎にちなんだ

展示がされていました

 
イメージ 27

H15年開館のはにわ館に入りましょう
 
イメージ 28

平成12年4月宝塚1号墳で船形はにわが出土しました

前方後円墳で5世紀初めの頃と言われています
 
イメージ 29
 
イメージ 30

実物の船形はにわです
 
イメージ 31

発掘された271点、国の重要文化財に指定されています
 
イメージ 32
 
イメージ 33
 
イメージ 34

当時の勢力図です
 
イメージ 35
イメージ 36

宝塚2号墳
 
イメージ 37
イメージ 38
 
イメージ 39

郷土史家の鈴木敏雄氏です

こういう方がいてこそ宝塚古墳も脚光を浴びました
 
イメージ 41
 
噴水が青空めがけ勢いよく上がっています
 
イメージ 40

有難うございました