2014(平成26)年 4月20日(日)
 
今日は今にも雨が降り出しそうな空模様です
 
近くの宝塚古墳公園一回りで良しとしましょう
 
1号墳です
 
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こちらが2号墳
 
若葉の緑が新鮮ですが曇っているためもう一つですね
 
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宝塚古墳公園です
 
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全体図です
 
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この公園内に設置されている
 
円筒埴輪のレプリカ(壺様のもの6個)に
 
古代からのこの地の成り立ちが記されていました
 
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まずは古墳時代です
 
この地方には4世紀後半頃の前方後円墳がいくつか見られます
 
5世紀初頭大和政権下に組み入れられますが
 
この宝塚古墳1,2号墳はそのころのものだと思われます
 
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古代、中世      (飛鳥、奈良、平安)の時代です
 
伊勢神宮の影響で参宮古道や斎王群行にまつわる
 
伝承が残り
 
大豪族として北畠家の勢力圏にあったと思われます
 
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近世(室町後期~江戸時代)
 
小牧、長久手の功により、近江日野城主の蒲生氏郷公が
 
伊勢松ヶ島城12万石の領主となります
 
氏郷は海に近い松ヶ島から四五百森(よい帆の森)と呼ばれた地に
 
城を築き、街道を引き込み新たな街づくりをしました
 
それが今日まで続く松阪市の起源、礎です
 
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近世、江戸時代の松阪は宿場町、商人の町として栄えました
 
江戸店もちの三井、富山、家城家等の呉服商
 
三井、竹川、中川家のような両替商
 
人物としては本居宣長、三井高利、松浦武四郎、竹川竹斎等が出ています
 
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近世(明治から昭和初期)
 
行政面では、市町村が施行され近代化に向けての時代です
 
文化勲章受章の電気工学者、丹羽保治郎氏
 
日本画家、宇田荻邨(てきそん)氏
 
日本茶の輸出に貢献した大谷嘉平衛氏
 
松阪木綿復興に尽力された白塚大三郎氏
 
ポーツマス条約で小村寿太郎の側近として活躍した小西孝太郎氏
 
農政学者の東畑精一氏…等々もこの時代の方々です
 
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現在の松阪市は、平成の大合併で
 
平成17年1月1日
 
松阪市と一志郡の一部、嬉野町と三雲町が
 
また飯南郡の飯南町、飯高町が合併し新しい松阪市が誕生しました
 
人口17万人(平成22年4月)の市です
 
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外は雨模様です
 
有難うございました