2013(平成25)年 6月18日(火)
一時小雨 ツアー二日目 1

8:00 8:45/10:40 11:50/13:40 15:15/15:40
山陰自動車道 山陰道 松江自動車道
大山Rホテル ― 足立美術館 ― 出雲大社 ― 三次(みよし)ワイナリー

入館\2200 9:00~17:30
17:00 20:00~20:30(30分)
中国、山陽自動車道
― 安芸グランドホテル 〜〜〜〜厳島神社ライトアップ


大山ロイヤルホテル 昨夜はツアー客で満杯でした
大型バス8台、朝早くからの出動です 





バスの席替えがありました
昨日は右側7列目でしたが今日は左側座席、最前列です
お天気も何とか今日一日 持ってくれそうです

足立美術館到着です 8:45入館時刻は9:00のため広い駐車場はまだ疎らでした
少し早めに入館が許され続々と人が入ってゆきます
イヤホーンガイド(500円)を 申し込んだのですが使い勝手が
よく飲み込めず一苦労しました。
(特に④番の庭園ガイド位置が分かりずらかったです)
足立美術館は島根県安来市にあります
地元出身の足立全康氏が独力で開館したもので
近代日本画、殊に130点にも及ぶ横山大観の作品と
50000坪に及ぶ日本庭園は10年連続庭園
日本一に選ばれています
(2位に桂離宮、3位は東京の山本邸、他に栗林公園)
入館してすぐ苔庭のあたりで作業中の方々を見かけます

建物内からの庭園鑑賞となります 京風の苔庭はこの季節と秋の紅葉も良さそうですね

歩を進めると創始者、足立全康氏の銅像ありました
(明治32年、1899~平成2年、1990、91歳逝去)
足立全康氏は安来市古川町出身
実家は農業、尋常小学校卒業後、家業を手伝う傍ら
14歳の頃、炭を大八車で運び売るという商いの基礎を学び
その後さらに商売を手がけ類い稀な商才を発揮してゆきます
第二次大戦後、大阪を商売の本拠地とし地元と大阪を行き来し
不動産投資で一代で財を成します
昭和52(1977)年、名古屋での横山大観展で
『紅葉』 に出会い、深い感銘を受け
その後の美術品収集への発端となります
昭和45(1970)年、大阪万博の年、全康71歳のとき
財団法人足立美術館を設立しました

主庭の枯山水庭(かれさんすいてい)です

生の額絵です 自然による絵画といわれています

綺麗ですね チリ一つ落ちていない庭園 綺麗過ぎますね

自然というより人工的で端正すぎの感を私は感じました

あまりにも綺麗すぎて、ここまで手入れされるのかと思いました

それでもこの光景は心癒されますね

額絵そのものです

白砂青松庭です 横山大観 『白砂青松』 の作品をイメージして造られた庭園で
戦国武将が好んだ庭です

池庭です

足立美術館の名物、生の掛軸です


床の間の壁をくりぬきあたかも一幅の山水画が掛かっているかのようです

館内通路にいろんな日本画が掲示されていました

展示室の作品の撮影は禁止となっていました
創始者、足立全康の絵画コレクションへの情熱は殊に横山大観への想いは強烈です
昭和54年、当時管財人の手元にあった北沢コレクションから
横山大観、幻の作 『紅葉、雨はる、夏』 等
20点近くを一括購入したときの事です
二年がかりの購入の件がまとまりかけたところ、購入リストから
雨はると夏を外して欲しい言い寄られ
足立全康は 『一目惚れの女性に二年も通い続け、枕金も決め
さあ床入りという時に、枕を抱えて逃げられるようなもんだ
そりゃあんまりじゃないですか』 と
管財人委員会で一席ぶち手に入れたという逸話があります
館内売店です

いろんな絵画が掛かっています

娘へのお土産に……

ここも人が一杯でした

美術館から外に出てお土産物コーナーです
続きます