あじさいまつりの会場を後に
 
        通称丹生の大師さんと呼ばれ親しまれている神宮寺に向かいます
 
             神宮寺は真言宗山科派の寺院で、山号は丹生山       
 
                丹生山神宮寺成就院が正式の号です
 
 女人禁制の高野山に対し、女性の参拝も出来たことから女人高野とも呼ばれています
 
       通称、丹生大師とは真言宗の開祖、空海(弘法大師)のことです
 
        丹生大師さんの袂を流れる川のせせらぎとふれあいの館です
 
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         伝承によるとこのお寺は宝亀5(774)年、光仁天皇の勅願により
 
                勤操により開創されたといわれています
 
              勤操(ごんそう)は、空海の兄弟子に当たります     
 
              伝説によると弘仁元年(810)、唐から帰国した
 
        空海は真言密教の聖地をここ丹生の地にと定めていたのですが
 
         唐にいた頃に投げた三鈷(さんこ)が高野山で発見されたため
 
               高野山が真言宗の拠点になったとのことです 
 
         空海がさんこを力強く投げたため最初は丹生に飛来したのですが
 
              跳ね返って高野山に届いたと伝えられています
 
                         全景図です         
 
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                           仁王門です 
 
    今日はあじさいまつりで通行禁止区域となっておりおまわりさんも警戒中です
 

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     正面からの仁王門、左右に金剛力士像、持国天、多聞天を祀つています
  
 
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寺内は長閑でした
 

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回廊とこの奥の大師堂のお参りをしなかったのは心残りです
 
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            丹生大師さんの奥隣りに丹生神社が祀られています
 
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           例年、伊勢神宮遷宮の翌年に本殿工事を催しています
 
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              参道の帰り道、寄進者の表札が掲げられていました
 
     あの西村彦左衛門の七代目の子孫、西村彦蔵さんの名もあがっていました  
 
                     その額5000万円です
 
   西村さんは大阪で勢和機械製作所(精密機械等の試作)を経営されているそうです
 
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            弘法大師さんが自らの姿をのぞいたという姿見の池です
 
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        丹生の里、大師の門前町を後に同じく多気町の五桂池に向かいます
 
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               五桂池の歴史です    五桂池ふるさと村
 
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         このふるさと村は昭和59年(1984)に開園した農業公園です 
 
          開園当初はアフリカゾウや トラ、ヒョウ等いろんな動物もい
 
              人気を博していましたが現在は危険性のない
 
              小動物が中心のふれあい動物園みたいでした  
 
         また小なりとはいえ観覧車もありシンボルと なっていましたが
 
     老朽化を理由に平成22年(2010)10月31日を最後に終了していました
 
 
            現在のうりものはここでも相可高校生のまごの店です  
 
           2002(平成14)年開業調理クラブの生徒、40名交代で
 
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            クラブ活動の一環として 一日250食の限定提供で
 
        高校生レストランとして マスコミにも取り上げられた 新名所です
 
 
動物ふれあい広場入場門です、入園500円    14:10分
 
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                     寂びれた感が否めません
 
              娘の好きだったでんぐり返しの ごろごろ坂です
 
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動物はダチョウ、亀、猿、熊、豚、孔雀、ヤギ、兎、蛇、チーター、ジャガー、羊 ……
 

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        意外にも沢山のライダーが押し寄せ豪華な二輪車が並んでいました
 
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              五桂ふるさと村を後に日帰り温泉に向かいます
 

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         玉城町のアスピア玉城です  五桂からはごく近くに在りました
 
                丹生の大師の湯は現在再営業を模索中で
 
                 ここ玉城町の 玉城弘法温泉にしました
 
     確か自民党政権化、竹下登内閣の時、ふるさと再生資金として各自治体に
 
            1億円の大盤振る舞いのあった時代がありましたね
 
  その資金で玉城町では源泉を掘り当て1996(平成8)年にここをオープンしました
 
   温泉発堀の最中に、弘法大師ゆかりの岩が発見されため弘法の文字を借用した
 
                  温泉名になったとのことです
 
   お風呂上り後、そばの芝生でゆっくり出来ます 又 ハナショウブも咲いていました
 
  
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           丹生大師の里あじさいまつりから玉城弘法温泉温泉まで
 
                  弘法大師さんに関わった一日でした
 
                  みんなふるさと想いの人々の集いで
 
       後世に何を残し伝えてゆくのかを考えさせられた一日でした   合掌
 
                      ありがとうございました