さてさて、オーストラリア 出産事情 1の続きです。
Privateの場合
2009年 Mater Hospital, Dr S.T.
オーストラリア 出産事情 1で書いたGPでの紹介状を持って自分の選択した先生・病院を予約します。
人気の先生の場合かなり早い時期でないと予約が取れないようなので、妊娠がはっかっくした時点でリサーチ&予約だけでも入れておくと良いかもしれません。
私はそれほど先生にこだわりもなかったので、Mater Hospitalで診察を行っている先生の中からレビューが悪くなかったDr S.T.にしました。誰でもよかったのですが実はこの先生悪運の持ち主のようで、強盗に車のトランクに閉じ込められ、火を放たれたらしく命からがらなんとか脱出したという経験の持ち主

しかもコメントが「出産を控えている患者さんのことが頭から離れませんでした」と残しており、ちょっと本当かいな、と思うのですが、とりあえず運は悪くなさそうだったのでこの先生に診てもらいました。
毎回診療代を支払ってみてもらうPrivateですので、GPの紹介状が手に入ればいつでも産婦人科に受信が可能です。私の場合非常に経過が良かった為毎回5分程度の診察でした。
診察内容もいたってシンプルで血圧・体重の他「体調はどうですか」→「いいです」の質問、そして念のためウルトラサウンド(エコー)で赤ちゃんの状況を簡単にチェックという感じでした。
15キロ近く太ったにもかかわらず最後のほうは体重のチェックもなくなり、内診も一度もありませんでした。
コンプリケーションのある患者さんはまた違うのだと思いますが、経過のいい妊婦はこんなもんのようです。
そしてお代は80-90ドル・・・ちーん

(ほぼメディケア・保険でカバーされましたが、2013年時点では法律が変わりはカバー率がかなり低いようなので注意)
初めての出産だったのであまりにも簡単な検診がちょっと拍子抜けでした。
しかも旦那も毎回このために診察についてきてくれてたし

。
まあ、日々成長している胎児を一瞬でもエコーで見れるので楽しみにはしてましたが。
初産婦の場合は初期~中期は1ヶ月に一回、後期は2週間毎、臨月で1週間ごとの検診になります。
費用面では大きく以下の3つになります。メディケアでカバーされる部分と保険(Private Hospital Careのプレミアムを払っていないとカバーされない可能性高いです)でカバーされると思いますがカバー率は不明。
1、定期健診代(初診が200ドル位で定期健診は一回80-90ドル)
2、ドクター代
3、病院代 (入院費+分娩室・ナース利用代)
その他9週目・20週目に外部で行うウルトラサウンドに各200~300ドル
内訳は忘れてしまいましたが大体8000~10000ドルが予算の目安かな?加入している保険にもよるけれど、メディケア&保険が一部負担してくれることになります。実費負担分は日本の出産費用と同じくらいになるのかなぁ。
私の場合長男は予定より3週間早い&2500グラム以下での出産だったためインテンシブケアに一泊したり、黄疸治療をしたりしてこれがまた一泊8-900ドルと超高額請求が来るので(保険でカバーされましたが)、あらかじめ保険でどこまでカバーされるのかをきちんと調べた上でプライベート医療を利用しないと請求が怖いかも

Publicの場合
2013年 Royal North Shore Public
まずは産婦人科医を決めるPrivateでの出産と大きく違い、Publicで生む場合は先生の選択はできません。同じ先生に毎回診察を希望する場合はPrivateを選択することになります。
ただ、私の経験上毎回先生が違っても特に不都合はなかったのと、逆に違う先生に診てもらうことでセカンドオピニオン的なコンサルテーションにもなったので結果的にはよかったのかなと思いました。
もうひとつの違いとしては、確か15週近くになるまでは産婦人科医への診察は基本的にありません。GPの指示にしたがい9週目の外部委託のウルトラサウンドを受けに行きます。
ようやく16週目くらいになった時点でRNSHの産婦人科へはじめての検診に行きます。2人目も経過が良かったので特に問題ありませんでしたが、コンプリケーションのある妊婦の方はもしかしたら対応が違う
かもしれません。
診察内容はPrivateと同じようなもの。
血圧、胎児の心音を聞く(診察ではエコーすらしない)の他いくつかの問診を行います。
問診に関しては長男が小さめに生まれたということがあってかなり丁寧に毎回対応してもらっている気がします。どの先生もPrivateのDrTよりも丁寧です。
私はほとんどの検診がドクターだったのですが(長男が微妙に低体重・早産ぎみだった)、経過の良い妊婦さんの場合ミッドワイフという助産婦さんが検診を行ったり、GPシェアという選択もあるようです。
色々な選択があるという意味でもPublicでの出産はある意味フレキシブルに思います。
そして、ケアもDrTよりもきめ細かく、今日は胎動がちょっと少ないかも・・・といっただけですぐにCTGという胎児の心音のモニター検査をしてくれたり、子宮の大きさが小さめとなれば追加でエコー検査をしてくれたりと今のところ放っておかれている感じはまったくない、というかかなり至れり尽くせりの対応をしていただいている気がします。
ちなみに受付にいるおばちゃんがちょっといやな人だということを除けば、ドクターもミッドワイフもみんなとても親切で、対応面では大満足です。
ただ、やはり待ち時間がかなり長くPrivateではめったなことがない限り10分以上待つことはなかったように記憶していますが、今は30分待ちは当たり前な感じす。
ただ、繰り返しですがこれ全部無料で受けられるので30分以上またされても全然OKです。
しかも、なんとDr.Tですが、2週間に一回RSNHでも働いているようで、先日病院でばったり会いました

ということで、Publicの先生なので質が悪いとかそういうことはないようです。
また、Privateで出産しても実は超早産、低体重などなど何らかのSpecial Careが必要とされる出産の場合はPublicへ移送されていくことが多いようなので、そういった意味でもPublicでの出産というのは安心していけると思います。
さらに2013年になって病棟がすべて新築されたので(出産、入院を行うマタニティ病棟は2009年にすでにほぼ新しい病棟に移っていたようですが)、クリニック(出産までの定期健診を行う病棟)も新装開店したので2009年に改築したMater Hospitalに劣らずきれいな病棟として生まれ変わっています。
費用面はGPも含め(GPによって違いますが)基本すべて無料でできます。
1、定期健診代 すべて無料
2、ドクター代 すべて無料
3、病院代 すべて無料
その他9週目・20週目に外部で行うウルトラサウンドに各200~300ドル。メディケアで半分くらい戻ってきます。
ということでPrivateで生むのに比べかなり出費は抑えられます。
まだ、入院・出産を経験していないのですが診察部門においてはPublicでも充分だと感じてます。
ということで、まだ出産を経験しておりませんが、検診に関しては「待ち時間」という所を除けは私としてはPublicでのケアのほうが数段よく感じました。
Privateでは一人の先生に診てもらうというのはメリットである一方、人手としてはその先生しかいないことになるのでやはり限界があるのかな。また先生も人で休暇に出ちゃうこともありますしね。そのあたりどう判断するかは個人の好き好きかとは思いますが。
だいぶ長い記事にしてしまいましたが、また出産を終えたら出産・入院編をまとめたいと思います

*かなり乱文で読みにくくてすみません

これ仕事のレポートだったら即効で没にされそう
