私の父親はアルコール依存症です
ほとんど毎日居酒屋に飲みにいっていました
父は自営業で稼ぎはそこそこあったのに借金してまでお酒を飲んでいました
「もうお金がないの」と母が言っても玄関から「いいから金もってこい!」と怒鳴って母に金を持ってこさせふんだくってイライラしながら近所の飲み屋に行ってました
ただ酔うだけならまだよかったけど父は怒鳴るんです
初めて酔った父の怒鳴り声を聞いたのは小学校二年生の時、多分夜の十時半頃、もう寝てたのに父は兄と私の名前を怒鳴りながら呼びました
母の「もう寝てる」と言う声も聞こえましたが酔った父はおかまいなし
下りてくるまで怒鳴って呼んでいました
「俺はなあ!こんなにやってんのにどうしてお前らはわからないんだ!」と怒鳴ってきました。私は怖くて体が固まりました。殴られたらどうしようと恐怖をおぼえました。怒鳴り終わって自分の部屋に戻っても体の感覚が麻痺していました。何がなんだかわかりません。どうして父が怒鳴ったのか、何が言いたかったのかもよくわかりませんでした。
翌朝は何も無かったかの様に振舞う父と母
昨夜の件についてなんのフォローもありません
一度父に「何で怒鳴るの?」と聞いたけど「その話はするな」とイライラしながら言ってきました
家を建てた後父はこうやって怒鳴るようになりました
たぶんローンを組んだせいでお金が回らなくなって母にお金の事を言われる様になってしまったんんですね
父はお金のことは母に任せてあると言うくせに母がお金の事を父に言うとキレて怒鳴り出す
夜だけでは無く学校が休みの日も仕事に行く前の父が怒鳴りだす
毎回大体同じことを気が済むまで怒鳴っていく
この生活が中学まで続く
生きるのが辛かった
カレンダーが新しくなる度に
”あぁ今年もまた12ヵ月生きなきゃいけないんだ”と憂鬱になった