こんにちは^^

 

お盆が終わりお休み中に滞っていた業務に追われている今日この頃。

そろそろ嫌になってきたのでちょっと休憩します。 笑

 

今年はお盆休みが12-16日だったのですが

その内4日間は宇都宮へ。

泊まればよかったと今更後悔してます。 笑

隣県だけど下道やから片道3時間くらい←

近そうでまだ遠い栃木県~♪(字余り)

 

 

さて、本題。

8/14に鈴組さんで拝見したお芝居の感想をば。

 

この日のお外題は初見の「お島子守唄」

 

※ネタバレありです※

お芝居の結末知りたくないよー!って方は

Uターンをおすすめ致します。

申し訳ありません、、

 

 

配 役

おしま・・・座長 橘鈴丸さん、旦那様・・・太夫元座長 橘小竜丸さん、おみよ・・・橘ららさん

おはま・・・橘佑季さん、おさき・・・橘三倖さん、佐吉・・・橘夫美若さん、喜助・・・橘亮ノ丞さん、手代・・・橘醍醐さん

旦那さんと手代の名前が分からず;;すいません、、、

 

 

 

 

あ ら す じ

 

舞台は大店のお嬢さんおさきを探すところから始まる。

手代2人と女将のおはまが必死に探すが見つからない。

探しているうちに綺麗に着飾ったいかにもお嬢様!という

身なりのおさきがひょいっと現れる。

義理の姉妹のおみよが家におらず、心配で探していたとのこと。

「おみよお嬢さん」と手代が呼ぶことを怒るおはまの様子から

この家の家庭環境が伺われる。さぞ悪かろう・・・

そんなおはまに対しおみよを探すおさきは

とても優しそうなお嬢さん。

 

おさきを手代と一緒に店に帰した後

おみよが重たそうな米袋を抱えて歩いてくる。

おさきとは打って変わって古い一重の着物に髪も結わず・・・

おはまに頼まれた白い米を買いに行っていたようだが

おみよが買ってきたのは黒い米。

それを見たおはまは怒り米をおみよに投げつけ

「もう一度買ってくるように。」と言い残しお店に帰る。

その背中に「あえー」「あえー」と何か言いたげなおみよ。

どうやらおみよは口が利けないらしい。

 

そこに現れたのは旅姿の女性。

お米をひと粒ひと粒拾うおみよを手伝う。

自分の拾ったお米にふーっと息を吹きかける姿から優しさが滲む。

お米を拾い終わり、おみよに「気をつけて。」と声をかける。

それに対しての満面の笑みが本当に無垢で可愛らしく

声掛けに対しての感謝の気持ちが声にならずとも伝わってきた。

 

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店では習った日舞をおはまに疲労するおさき。

実の娘のおさきが大層可愛いのであろう目尻が下がりっぱなしのおはま。

しきりに「おみよちゃんは?」「おみよちゃんはまだなの?」と気にする

おさきを部屋に戻し、おみよが帰って来るのを待っていると

米袋を担いだおみよが帰宅。

 

中身を確認するも、黒い米のまま。

烈火の如く怒ったおはまは躾といい火鉢に刺さってた灰箸を

おみよの顔に押し付ける。

「きぃーーーーーーーっ」という甲高い叫び声が何とも痛ましい。

 

「顔に赤が入って色気が出たじゃないか」と皮肉を言うおはまと

おみよの間に助けに入ったのが手代の喜助。

この喜助、元はといえば今は島送りになっている先代の女将 おしまが

雇った手代であり、今の女将 おはまとはそりが合わない。

おみよへの仕打ちを見て世間では「鬼婆」「糞婆」「金魚婆」と呼ばれていることを

おはまに伝えてしまい、喜助も額を割られてしまう。

やり返そうとする喜助を止めるおみよの健気な姿、、

わたしだったら絶対に止めない。

 

そんな中、島で死んだと思っていたおしまが店に来たという知らせが舞い込む。

果たしておしまの現在は・・・?

 

 

 

 

-10年経てば物も変われば人も-

 

後半はそれぞれの想いがつまった10年が怒涛のスピードで

繰り広げられていた。

 

おしまが島で過ごした死ぬほど辛い10年。

どんなに辛いことがあってもおみよに会う、お店に帰ることを糧にして

死に物狂いで頑張り続けたのにも関わらず旦那様に裏切られ、

旦那様からの言い訳に歯を食いしばって言い返すあの姿。

「わたしはこんなことを望んでいない。あんまりだ・・・」と

涙に声を詰まらすその姿が本当に嘆かわしかった。

 

また、旦那様も好きで裏切ったのではなく

店のこと、そして何よりも大切なおみよのことを考えての決断

だったのであろう・・・けど・・・

 

そしておみよの10年はとても長く、辛かったんだろうなぁ・・・と

このお芝居を観ていて痛感した。

おしまに会った瞬間のあの笑顔と、話せないながらも

必死に「おっかあ!」と叫んだ瞬間心の底から

よかったねえ・・・って誰もが思ったと思う。

旦那様の言い訳をおしまが聞いている間おしまの肩に頭を乗せ

ぴたーっと寄り添う姿に10年間待ち望んだ母への愛情が溢れてた。

 

 

 

おしまに「お母ちゃんと一緒に遠くへ行こう?」という

提案をのんだおみよの今後の幸せを願うも・・・

 

 

 

 

-何もかも全て変わってしまった-

 

おみよは全て分かっていた。

手紙にあった「おみよが欲しかったのは優しい人の真心。」

このひとことにおみよの想いが全て込められていて涙腺崩壊。

店のこと、おさきのことそして大切な母 おしまのこと

全てを考えた上で実行した最後の策だった。

 

半狂乱のおしまがおみよの姿を見たときの

目を大きく張った後にふっと冷めるあの顔が今でも忘れられない。

 

噎び泣き、おみよを抱いて「10年って凄いんだねぇ・・・」と

絞り出すような声から後悔の念が…

 

“ おどま盆ぎり盆ぎり盆から先きゃおらんと
盆が早よくりゃ早よもどる ”

 

静かに、悲しく響くおしまの子守唄と泣き声。

 

 

 

 

おみよ、ゆっくりおやすみ