12/5 劇団炎舞@庄内天満座
友人たちの話を聞き、TwitterのTLに流れてくる
お写真たちに惹かれ、初めて庄内天満座で
公演している劇団炎舞さんを観に行きました。
この日は炎鷹座長が不在ですが、
鷹志祭りとのこと。
お外題は【愛染地獄】
◎配役
本田新平:橘鷹志さん
妻 よしえ:橘もみじさん
新道平八郎:橘ひろとさん
近藤:ボス 橘魅乃瑠さん
久保田:橘美苑さん
???:橘鷹勝さん
お米:橘光鷹さん
町娘:橘麗花さん
町娘:橘姫花さん
ここからは、ネタバレです←
近藤、新道、本田はお殿様から
青葉城 村雨丸の奪還を命じられる。
その際本田は新道に、
「もし自分が死んだその時には妻よしえを頼む」
と言い、新道も足軽上がりの男の妻を…と
嫌がるが近藤に説得され承諾。
だが、新道は自分ひとりの手柄にしたいがために
無事に村雨丸を奪還してきた本田から
村雨丸を奪い取り、
浪人ふたり(久保田ともうひとり)に
手伝わせ本田と近藤を騙し、斬る。
そして本田の妻よしえは本田は死んだと
新道から聞かされ、嫌々新道と一緒になる。
優しかった本田とは打って変わって
新道は酒癖が非常に悪く、日にち毎日
酒の金を作れ。など怒号を浴びせられる。
毎日墓前の前で手を合わせ泣くよしえ。
「新平様…好いたあなたと所帯を持ったのも
ほんの束の間。わたしはこれからどうすれば…」
と言いながら位牌を抱いて泣き崩れる。
そこにある男が文を持って尋ねてくる。
その文にはなんと、まだ新平が生きていると
書いてあった。
「本田新平に会いたいか?」と男に問われ
「はい…」と目に涙を溜めながらよしえは答える。
新平と再会したよしえ。
よかった…!とわたしは心から思った。
新平が「恨み、憎しみ、そして何よりも
強いのはお前への愛だ。」
「もし、わしが新道に勝ったらもう一度
わしの元へ帰ってくるか?」と問う。
よしえの答えはもちろん「はい。」
そこに新道や久保田ら浪人が現れ
斬り合いになる。
会場内にパチンパチンと刀のぶつかり合う
心地よい金属音が響く。
今機械音を使うところが多い中こうして
刀のぶつかり合う音が聞けるのは新鮮でした。
臨場感もあって良かった。
最後はそうなるのかーーー…って
感じなのですが、観終わった後の
ポケ〜っとなってしまうような
取り残される感じがたまらないお芝居でした。
でも、武士ならではの男らしい
ラストシーンでした。
愛染地獄。
地獄の果てまでも新平とよしえの愛に染める
という解釈をしました。
ひとつ 一世の恋ならば
ふたつ 二人で地獄へと
みっつ みんなを殺しても
よっつ 黄泉への道しるべ
いつつ 戦の血の雨の
むっつ 躯と変わりゃせん
ななつ 涙も枯れ果てて
やっつ 闇夜が溶けて行く
ここのつ 今夜は祝言を
とおで 吐息を珠に染めて
ふたつ 二人で地獄へと
みっつ みんなを殺しても
よっつ 黄泉への道しるべ
いつつ 戦の血の雨の
むっつ 躯と変わりゃせん
ななつ 涙も枯れ果てて
やっつ 闇夜が溶けて行く
ここのつ 今夜は祝言を
とおで 吐息を珠に染めて
挿入歌の妖魔 数え唄がぴったりの
お芝居でした。
あまりネタバレをしすぎると
アレなので控えめにしたら伝えたいことが
伝えられないという事態に。 笑