「ピンポーンこいついるん」

女性の声


「皆んなで言おう

と言うとるんや」


「召集です」


皆んなで


そのみんなが誰らなのか


誰かの名前が出ているらしく

彼が

何で俺の名前が出るんやと

数日前も叫んでいる


その誰かは

あっちおばさん一家ではないのか

「違います」


「舞う

それがキーワードかな

みんなで舞い出したら

その舞を見れば良い」


バレないし捕まらないから

警察に届をだす方向らしい


何を言うのや

言わんかったらバレんやろ

言わない方向を貫いてきた

あっちおばさん一家


「本日の階段騒ぎと

何か関係あるのかないのか」


「守る程の正義の味方方向で

行くんちゃいますか?」


本日?

急に?


「大阪府警

がんばれ〜

舞いますよ

その舞を見てほしい

是非とも」


「まあ

あの彼をネタに使うのはどうかと思う

わざわざ引っ張り出してきたのか

そういうのを

ネタに使うのがあっちおばさんなので

障害者好きやで

ほんまに

あっちおばさん曰く

何を言っているのかわからない人?

を連れ回し

私が言ってあげるというパターンでしょう

同じパターンですね

引っ張り出すのはどうかと思う

その辺りかな」


彼は誰だろう

存在を知らない


「何かをお願いしてたやろ?」


していた


「どうせ

そいつが枚方市に言いよんねん

そいつが調べられるねん

そこで

あっちおばさんの名前が出るやろう

あっちおばさんがお願いしてるからな」