水曜日 | いつもこんな感じ

水曜日

母が半日病院へ行っていて事務所を留守にしていた。その間作とソウタはいつもどおりケージの中でお留守番。母が帰ってきたときに作だけ出してあげたら、ふらふらとして床に耳をこすりつけて足がそれぞれの方向へしびれていて、その場をぐるぐる回っている。いつもならいの一番に人間のところへ寄ってくるのに。それを見ていた母、Aさん、私はびっくりしてしまって「どうしたんだろう」「ちょっとだけシーザーのけいれんと似てる」「やばい」「病院へ行こう!」と私と母で作を抱っこして車に乗り込んだ。なんで?なんでまた作まで…しかしシーザーの時ほどぐったりはしていない。けど、名前を呼んでもこっちを見ない。作は名前を呼んだら目を合わせるのに。病院へ飛び込んで診察台に乗っける。あら、もう自分の四肢できっちり立っている。先生が慎重に聴診器で色々な場所を測る。そしてだんだん本犬はけろっとした顔をしてきた。先生は「大丈夫ですねえ、もう平気そうですし」と言う。ああヤダおほほ、なんかおかしかったものでねこの子、と診察料840円を支払いついでに長輔の去勢手術を予約してすたこら親子で帰ってきた。ああ良かった。何もなくて良かったで。でもなんだったんだろ?シーザーがバタンと倒れて本当に死んじゃった犬だったから、私たちにとっては「ま、様子みよか」ってことにはならないのだ。

Aさんとは最近話し合って、やっぱり長輔は去勢手術を受けることに決めた。長輔の子ども…欲しいけど、血を繋げたいけど、わんさか交配させてやるわけにもいかないし、飼いきれないし、睾丸の病気になっても困るし。シーザーが死んだとき、「シーザーの子どもがいれば良かった」とも思ったけど、長輔はまったく何の血の繋がりもないが私たちの中ではザッ子の弟ということになっている。ソウタも作も兄ちゃんだし、広島のズズは姉ちゃんってことにもなっている。きっとまたそれこそ別の犬種を飼ったとしても、うんと可愛い犬になるだろうし。ただ、自分たちが子ども欲しいなーと思っているからこそ、何も言えない長輔の子宝のチャンスを奪ってしまうことは心苦しい。長輔も遺伝子を繋いでいきたいだろな。ごめんよ。

先日長輔に狂犬病注射を受けさせて、自分でその証書を持って保健所へ飼い犬登録をしに行った。そのついでに隣接している図書館にも寄ってきた。登録をして何冊か借りてきた中で、「アトピー性皮膚炎完全克服マニュアル」という漫画を全3巻がものすごく面白かった。何の気なしに、居並ぶアトピー関連の本の中で「漫画だからこれにしよう」と思って手に取ったのだが、きっと一番良かった。これは某会社の温泉療法に基づいた考えのアトピー治療のストーリーなのだが、漫画がものすごくちゃんとしている。アトピー博士(よぼよぼのおじいちゃんではなく、20代の頭ボサボサヒゲ男。きっとヒゲを剃ったらイケメンになる感じ)と助手の犬が色々なパターンのアトピーの治し方を説明する。この犬の名前がジョシュア。無駄に凝ってんな~、と思ったら、「助手のジョシュア」で洒落だった。温泉の効能は置いといて、この中で言われていることがものすごく真っ当で本当にこの本に高校生くらいの時に出会えばよかったと思った。今までこんな気持ちになった本はかつて一冊もない。そうしたら今こんなステロイド性皮膚炎で悩んでないがな。漫画の絵柄は古いんだけど、太刀掛秀子似の可愛い感じ。とにもかくにも、アトピーっつーのの正体がはっきり分かった。そしてステロイドに対して「でもさ~どうしてそんなに悪いのさ。ま、やめられなくなるってことは分かってるけどさブツブツ」といまだに悶々と思っていたこともすっきり。そして今後どうしたら良いのかまで。いやあいい本だった。早速この本を読んだ後、散歩に出かけて、ナチュラルフードのお店で無添加のおせんべいときなこ黒糖をおやつに買ってきた。無添加の食品の意味がやっと分かっただ、あたい。そしてこの本は漫画としてもかなり私の好きな感じでさらっと、しかしものすごく重大な感じで終わっていて、超好みだった。


脱ステロイドの症状はかなり良くなってきている。おとといくらいにはじめて気がついてびっくりしたが、右手の小指を曲げると鈍い痛みが走る。まだ皮膚がひきつるような、麻痺してるような。それで思ったのが、この半年、この指が一番ひどく荒れていて、常に切れたりただれていたので、この指は伸ばしっぱなしで力を入れずに全く曲げていなかったってことだ。だからその鈍い痛みに気がつかなかった。まだペンを握っても小指だけは伸ばしたまま。もっとただれが良くなれば、小指も自由自在に曲げられるようになるのかな。


写真は台所。私たちのごはんも長輔のごはんも同じように瓶詰め。