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昨年の2月頃、長女だけでなく
次女も発吃しました。
長女は繊細で怖がりで、感受性が高いタイプ。
次女は、天真爛漫で、あまり物怖じしないタイプ。
環境調整中ということもあり、
あまり怒ることなくおおらかに育てていたし、
本当に可愛くて可愛がっていたし、
性格も違うし、次女は大丈夫だろう、
と、なんとなく思っていたので
本当にびっくりしました。
長女に構いすぎた?
次女に寂しい思いをさせた?
あれがダメだった?など
当時は色々思い悩みましたが、
1年近く経って次女の吃音の変化を見ていて
思うことを書きたいと思います。
まず、吃音は、どんな子にも
起こりうるものだ、という事が
次女の発吃で分かりました。
あと、吃音はその子その子にあった
対応が必要なんだな、という事です。
確かに、色んな人の話を聞いていると、
繊細な性格の子が多いようには思いますが、
そうでない子もやはりいて、
どんな性格の子でも起こりうるものなんだ、
と思います。
よく、私が怒りすぎたから、
あんな事があったから、
そう思い悩むお母さんも多いと思うのですが、
親の対応にかかわらず
起こる時は起こるのだと思います。
虐待されても吃音が出ない子は出ないし、
もともとそのような要素
(この要素にも色々あるように思います)
を持っているんですね。
長女は、1歳から二語文を話し
言語発達が良い方でしたが、
次女は2歳になってやっと二語文、
普通もしくは、やや遅め?という感じでした。
次女の場合は、明らかに、
次女の話す能力が、話したい気持ちや
周囲の要求(長女がよく話す環境など)
に追いついておらず、吃音が出たように思います。
DCMという、子どもへの要求が、
能力を上回った時に吃音が起こる、
という考え方によく当てはまります。
発話運動面と、言語面に対する能力が
追いついていなかったんだと思います。
なので、徹底して、周囲の要求を減らし、
ゆっくり、短い文章で話し、
なるべく競いあって話すような環境を減らし、
能力が上がってくるのを待ちました。
発吃直後のような、
ひどい状態はあまりありませんが、
今でも波があり、調子が悪くなる時があります。
でも、調子が良くなると、
長い文章が話せるようになっていたり、
語彙力が伸びていたりします。
ああ、言語面、運動面の能力が追いついてきたんだな、
という風に感じます。
毎日のことばの記録をつけているのですが、
それを見ていると、
いとこ達や姉と競い合って話す状況で
調子が悪くなります。
次女は、話す能力と、
話したい気持ちや周囲の要求との
アンバランスから、吃音が出ていたように思います。
長女は、言語発達もよく、
言語の能力面では問題ありませんでしたが、
情緒面に伴い吃音の調子が変わります。
U仮説にある、吃音の維持条件によく当てはまる性格です。
次女は、入園、行事などで悪化しませんでしたが、
長女は幼稚園の行事で悪化します。
実家に行った時はいとこ達と遊ぶのが楽しくて
調子が良くなりますが、
帰ってくると調子が悪くなったり、
クラス替えのストレス、
違う所に預けられたストレス、
リレーに出るストレス、
そういうストレスなどの情動と共に
吃音の調子が変わります。
これもDCMで言う、
情緒面の能力が要求を
上回っているとも考えられるのでしょうか。
なので、長女に関しては、
子どもの感受性が高いために
起こっている行動を理解し、
(怖がり、食べ物の好き嫌いなど)
情緒面での要求を減らし、
情緒面が育っていくのを待つ、
情緒面が育っていく手助けをする、
自己肯定感を上げ、自信をつけ、
ゆっくり、安心できるような環境作りが
大切であったように思います。
今はもうすぐ6歳。
だいぶ、情緒面も安定してきて、
毎日のストレスであった幼稚園も、
楽しく通えるようになりました。
お家大好き、ママ命でしたが、
それも変わってきて、
友達との時間のほうが大切だったり
甘える時ももちろんあるけど
離れる時も出てきたりしています。
新しい物事への恐怖も
軽減されてきたように思います。
それとともに、環境に伴う吃音の悪化も
減ってきたような。
DCMでは、発話運動面、言語面、認知面、情緒面
の4つの側面で要求を下げていきますが、
良く出来ているな、と思います。
その子その子によって、
どの面が主に吃音に影響を与えているのか、
それが大切なのかな、と最近思います。
なかなか始め、波もなく
ひどい状態が続いている時は
判断するのが難しいですが、
それまでの言語発達状況、
その子の性格などが、
ヒントになるのかな、と考えています。
DCMについて、興味がある方は
ぐるっぽをご参照下さい。
http://group.ameba.jp/thread/detail/msPuutTFjRn6/3d4d2102-d3b9-435f-bb9c-620071177433/
DCMについて簡単に書くと、
発話運動面の要求を下げる、とは、
時間的なプレッシャーを主に下げること、
ゆっくり話し、ゆっくり待ち、ゆったり過ごす。
会話と会話の間は1~2秒あける、など。
言語面の要求を下げるとは、
子供に合わせ、難しい文章などを使わず簡単な短い文章で。
目の前にない出来事の説明を求めない。(幼稚園どうだった?など。吃音が出やすくなるため)
肯定的な言葉を使う、など。
情緒面では、なるべく穏やかに接し、安心できる環境を。
子どもの気質を理解し、子どもに合った対応を、子どもに自信をつけさせる。
認知面では、子どもに主導権を。子どもの能力に見合った難しさの質問を(目の前に出来事の説明を求めない、一度にいくつもの質問をしないなど)。話し方ではなく話す内容に目をむけるなど。
講演会に来てくださっていた人は、原先生がおっしゃっていた、環境調整とほとんど同じですね![]()
もともとの要素が強く、これで改善しない場合も、もちろんたくさんあると思います。
その時はどうか、自分を責めないでいて下さい。
私も結構頑張りましたが、治ってはいません。
治らなくても、素因が強かったのだろう、と理解して、
吃音とうまく付き合い、出来る支援をに目を向けようと思います。
今日も最後まで読んでくださって
ありがとうございました![]()
2月26日(日)13時20分から、
新宿の家庭クラブ会館で
吃音のある子どもをもつ親の
お話会を行います。
詳細とお申込みはコチラから
http://www.kokuchpro.com/event/524357d5dbbb911a2da00ca025e072ea/
吃音のある子供を持つ
親のためのぐるっぽを作りました。
良ければご参加ください![]()
