ご訪問ありがとうございますニコニコ


先日の日本吃音・流暢性障害学会で

リッカムプログラムについても

いくつかセミナーやシンポジウムが

ありました。


私の中で、リッカムプログラムは

結構難しいもの、大変なもの、

というイメージだったのですが、

学会のセミナーを聞いて、

そのイメージが変わりました。


まず初めに、原則ですが、

リッカムプログラムは、

3日間の研修を受けた先生しか

施行できない、という事に

なっています。

ご注意ください。

そして、私は研修は受けていません。

(STのみ、との事でした)


以上をご理解の上、

読んでくださいあせる


リッカムプログラムの基本情報ですが

オペラント条件付け、という、

要するに、

いい行動が出た時に褒めたらその行動が強化される、

(他にも色々ありますが)

というものを利用したプログラムです。


英語ですが、シドニー大学のHPに

リッカムについての詳しい

情報などが載っているようです。

http://sydney.edu.au/health-sciences/asrc/clinic/parents/lidcombe.shtml


スラスラな時に褒め、

どもった時に指摘するなんて、

子どもが「どもる事はダメなんだ」

と思ってしまわないかな?


吃音はオープンに、とはいいつつも

やっぱり指摘するのは

ちょっと気が引けるなあ・・・

それが、私がセミナーを受ける前に

不安に思っていた所でした。


対象は、

6か月以上吃音が持続する、

吃音がとぎれなく持続する6歳未満の幼児だそうです。

吃音が出たりでなかったりする境界期吃音は

対象ではないようです。


まず、Stage1では、

毎日15分間の練習の中で

ルールにのっとって、言語的随伴刺激を与えます。

その後のStage2など普段の日常へとつなげていくステップがあるのですが、詳しくは割愛します。

吃音の基礎と臨床にも詳しめに載っています。


言語的随伴刺激の基本は、

吃音のない発話に対しては、

①とても良かったね(賞賛)

②今のはスムーズだった?(自己評価を促す)

③今のは滑らかだったね。(知らせる)

の3パターンでコメントをし、


吃音のある発話に対しては、

①ちょっとつっかえたね(知らせる)

②もう一回言ってみる?(修正をうながす)

の2パターンでコメントをし、


基本はがっかりしたり

否定的な反応ではなく、

中立的で客観的なトーンで、

コメントをするようです。


そして、吃音のない発話に対する刺激がまず基本で、まず初めはこちらのみ

そして、吃音のない発話に対する刺激を多く、吃音のある発話に対する刺激はかなり少なするようです。

全てにコメントすることはせず、間欠的に、時々さらっと、という感じだそうです。


ここまでは、私が学んだとおりだったのですが、

リッカムプログラムは、子どもが楽しんでいるかどうかが大切で、楽しんでいなかったら方法を考え直す必要があるそうです。


そして、セミナーをして下さった先生は、手作りのおもちゃや、今あるおもちゃなどで、すごく工夫してされているのですが、それを家でも親と楽しみつつ、会話を誘導してしてもらうそうです。

そのお母さんが、確かもと先生とか言われていたような、特に上手だったのかな?とても楽しそうでした。


リッカムプログラムは、本をみてスラスラタイム、というイメージであまり楽しそうなイメージではなかったので、イメージが変わりました。

でも、親はやはり毎日工夫して取り組む時間を作らないといけないので、やはりかなり大変だとは思いますがあせる

それに加えて週一回の通院、大変ですよねショボーン

私は環境調整のために、一対一の時間を15分作るのすら大変なのに

特にお仕事をされていたり、他に兄弟のいる親の負担は大きいものと思いますあせる


まあでも、そのおもちゃを使いつつ、一文字の単語でもどもってしまうような子も、少しずつ単語の文字を増やし、単語から文へ、文から会話へと、少しずつ少しずつ段階をふんでプログラムを組んで、どの会話でもスラスラになっていました。


なんだか特別な事ではないように感じてしまうくらい、楽しくされている、その先生がすごいな、と思いました。


その先生は、本当に人柄が暖かそうなとても素敵な先生でした。


そして偶然帰り道、その先生と一緒になり、色々お話を聞く事も出来ました。

私も、次女に、スラスラが強化されて欲しいな、と思い、スラスラだった時に、時々、「すごいお話上手になったね」、と褒めたりもしていたのですが、それについて聞いてみると、

「それはいいと思いますし、私もリッカムに関わらずしますよ。というか、それは自然な事ですよね。」、と。

はっ!としました。


なんか、吃音という特別なものだから、褒めていいのか、気にしないか、という風にまだ思ってしまっていて、上手にお話出来たら褒めてあげるのは、そういえば当然の事だよね、と気付きました。

次女もとても嬉しそうでしたが、当然の事ですよね。


その後も色々疑問に思っていた事を聞かせてもらい、お疲れのところ申し訳なかったな~と思いながらも、私にとってはすごい大きな収穫でした。


色々勉強になりました。

また、学会で学んだ事について書きたいと思います。


でも、まだまだリッカムプログラムを受けられるところは少ないようです・・・

研修自体年1回くらいですし、やはり、始めに抵抗を感じる先生もおられるのでしょうか・・・

もう少し広まってくれたら選択肢も増えるしありがたいですね。


他のリッカム関連の記事はコチラ


11月6日(日)の13時半から、

新宿で、吃音のある子どもをもつ

親のお話し会を開きます。

お申込み、詳細はこちらから。

http://www.kokuchpro.com/event/43ad7800bb8207db7ab7faeac69a249f/





吃音のある子供を持つ

親のためのぐるっぽを作りました。

良ければご参加くださいニコニコ