メンタルリハーサル法では、

幼児吃音の治療は、

環境支援と言われています。


母子のスキンシップを増やし、

怒らず、しつけも一旦ストップし、

(しつけ、というのがまた

難しいところではあるのですが)

自由に意思を表出できる

環境をつくる、というものです。

(参考:吃音は治せる マキノ出版)


吃音ドットコムで言われているのも、

基本的には同じだと思います。


そして、実際自分も

効果があったし、

効果があるという人が

多いように思います。


しかし、実行するには、

母親がすごく大変だと思うのです。


子供の方が辛いんだから、

子供の吃音を治すには

もっと頑張らないと、

感情をコントロール出来ないなんて、

そう思われるかもしれませんが、


吃音になった子供の母親も、

一生懸命、試行錯誤しながら、

頑張って子育てをしてきたのです。


子供が可愛くない

母親なんていません。


それでも、初めての子育てで、

感情的になってしまったりして、

その後、後悔してしまったりして、

みんな一生懸命頑張っていると

思うのです。


まず、環境支援が必要という事は、

全てが自分のせいではない、

と言われても、

いくらそう本に書かれていても、


自分の今までの育児が

悪かったんじゃないだろうか、

自分のせいで、子供が

吃音になったんじゃないだろうか、

そう自分を責める人が

多いと思います。


実際私もそうでした。


まず、それを乗り越えないと、

前向きに行動に移せなくて、

子供も幸せになれなくて、


そして前向きに考えられるように

なるには時間もかかるので、

まず、そこの支援があれば

いいんじゃないかなと思います。


私が思うには、

吃音の原因の70%は

もともとの体質なので、

母親だけが原因なのではない、


母親が原因なのだとすれば、

虐待されている子供は

みんな吃音になるはずです。


虐待は極端だとしても、

子育てをしてて、

一度も感情的にならない、

そんな人はいないと思います。


吃音体質をもつ

子供への対応は、

気を付けないといけない、

それだけだと思うのです。


そして、吃音ドットコムにも

書かれていましたが、

知らず知らずのうちに、

自分の親がしていたように

子供にもしてしまう、という

世代連鎖があります。


そういう意味でも、

母親だけのせいでは

ないのです。


そして、子供と向き合う

いい機会を与えられた、


まだ修正のきく小さいうちに、

子育ての方法を見直す

いい機会を与えられた、


子供が体をはって

教えてくれた、


そして、自分も、子供も、

この困難を乗り越える

力を持っていると、

信じる事が大事では

ないかと思います。


もう実際、言語療法士の

方はされているのかも

しれませんが・・・


言語療法士さんの所に

行ける人は限られているし、

話せる時間も限られているので、

悩んでいる方が、

そう思えるように

なったらいいなと思います。


続く。