新しい場所四日目。
五日間連続で行くと何か良いことが
あるのか、と、多少疲労感がありつつ
自転車で通っている。

明日はようやく五日目だ。
だが。


疲れていますよね、と言われて
しまう始末。
事実なのだからその通り、と
認めて終わりで良いのに、苛立つ。

疲労によりきちんとやるべきことが
側から見ると出来ていないらしい。

後から気づいた。
疲労感がありながらもちゃんと
やることをやれていたら良かったのだ。
そうしたら他者から何も指摘を
受けることもなかっただろう。


毎日新しいことをやる。
それは、飯田橋まで自転車で行こうが
行くまいが最早生活の一部であるわけ
だし、最も望ましいはず。

だが疲労を溜めてやるべきことが
出来ていないのは本末転倒。

また、毎日来ている、と語るあたりが
甘いよ。言われたくないことを
言われてしまう要因にもつながる。


他者に多く語るなかれ。
多弁はこの場所だけでたくさんだ。


深く反省しながら帰路につき、
自宅までは後もう少しの場所で
チームの新キャプテンに遭遇。
もう一人チームの子も一緒にいて
この暑さの中どこかでバスケを
しに行く、と。



あまりにも嬉しくて少し差し入れ
して帰った。


健気で直向きな子どもたち。
自分は彼らを見習うべきだ。