177 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします []2008/09/18(木) 13:17:38.55 ID:W+sgD23F0


女「お、あれ一回50円だって」

男「古い機種だからじゃね」

女「いざ尋常に勝負!」

男「なに? 俺が格ゲー苦手なの知ってて喧嘩売ってんの?」

ちゃりーんちゃりーん


男「くそっ波動拳てこれじゃねえの!?」ガチャガチャガチャ

女「んっw ふっw」ガチャガチャガチャ

男「ああもう! 俺もガチャガチャ戦法!」

女「ちょっとw台揺らしすぎwww」



女「ふーっ」

男「格ゲーって汗かくもんなんだな……知らなかったよ」



 178 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします []2008/09/18(木) 13:23:27.47 ID:W+sgD23F0


女「エアホッケーやろう!」

男「あいさー」



男「必殺! ノーガード戦法!」

女「ほっ」がしょーんゴールごーーール

男「ああっ!」

女「ネット際に出てきても意味ないでしょwテニスじゃないんだからw」





 182 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします []2008/09/18(木) 13:36:20.22 ID:W+sgD23F0


女「!? なんか玉いっぱい出てきた!」

男「これ玉? ディスクじゃね?」

女「やばいww反応追いつかないwww」

男「死ぬww体力限界www」

女「日本の守護神! 楢崎召喚!」

男「おまww腕でゴールふさぐなwww」

女「いいの! 楢崎の奇跡のセービングなの!」

男「てか楢崎は古すぎるだろwww」



 186 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします []2008/09/18(木) 13:45:45.91 ID:W+sgD23F0


<ベンチ>

男「つかれた……」

女「ふふん、あんたよわっw」

男「ゴール塞いでたやつに言われたくねえwww」

女「遠くから犬の声が聞こえるwおーいお茶でいい?」がちゃこん

男「いい? ってもうおしてんじゃんw」

女「恵んで貰う側に選択権はないの」ごきゅごきゅ

男「独裁者さまー敗者にお恵みをー」

女「ほい、残り全部いっていいよ」

男「残りって一口ぶんしか残ってねえw」

女「恵んで貰う側に選択権はないの」



 200 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします []2008/09/18(木) 14:46:31.90 ID:W+sgD23F0


男「ふう。だいぶ落ち着いたな」

女「だねえ。久々に運動した」

男「俺も……明日筋肉痛になってそう」

女「ww貧弱すぎw」

男「お前もじゃんか」

女「私はいいの。女の子なんだから」

男「そうなんだ?」

女「そうなんだ」


男「でももう『女の子』って年じゃないよね」

女「そうかな……」



 204 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします []2008/09/18(木) 14:56:14.68 ID:W+sgD23F0


男「あの人形かわいい」

女「どれ? ……もしかしてあれ?」

男「そうそれ。とれっかな?」

女「あんたじゃ無理でしょ……私のほうが数段うまいし」

男「ですよねー」

女「てかあれかわいいかー? あんたゲテモノ好きだよね」

男「そのゲテモノ好きな人間に好かれてたのはどこのドイツだよw」

女「私は自分から告白したからいいの。例外ってやつ」



 209 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします []2008/09/18(木) 15:10:49.22 ID:W+sgD23F0


男「お、プリクラだ」

女「なになに……『衣装貸出してます』?」

男「!! いらないから! そのサービスいらないから!」

女「wwwまあまずは衣装選ぼうかwww」

男「らめええええええええ」



女「へえ、けっこう種類あるんだ」

男「誰もいない世界に行きたい……」

女「さてメイド服が三種類ほどありますが、どうご覧になられますか解説の男さん!」

男「そうですね、こちらがよくAVなどでもご覧になることがおおい……」

女「www」



 212 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします []2008/09/18(木) 15:18:17.75 ID:W+sgD23F0


女「結局メイドさんじゃん」

男「もうどうにでもなあれ」

女「ご主人さま、お気をたしかに」

男「お前も恥ずかしくないの?」

女「正直すっごいはずい」

男「なら着んなよ……」



 214 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします []2008/09/18(木) 15:26:12.57 ID:W+sgD23F0




男「落書きターイム」

女「ほうほう、なかなかかわいいメイドさんじゃん」

男「うわ、でたよなるしー。でもお前こっちの顔ヤバいってwww」

女「?……うわ、まじだ!」

男「塗りつぶし禁止www」

女「あ、ちょ消さないでよ!! あんたの性癖叫びまくるよ!?」

男「それやったらお前が恥ずかしいじゃんw」

女「はっ……あんた頭良い」

男「だろwwって塗りつぶすな」



 219 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします []2008/09/18(木) 15:42:47.97 ID:W+sgD23F0


女「ふう、今何時?」

男「そーねだいたいねー」

女「サザンいらないから。今何時」

男「まーだはやいー」

女「ふっしーぎなものねあんたをみれーば」

男「むなさーわっぎのーこしつうき」くねくね

女「……」

男「ちょめちょめ時ちょめ分です。ごめんなさい」



 221 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします []2008/09/18(木) 15:48:18.62 ID:W+sgD23F0


女「それくらいか。ならそろそろここ出よ」

男「らじゃー」


<自転車置き場>

男「くらいなー。鍵」

女「ほい」

男「ん」

女「さあいざ往け男号!」

男「はいよー」



 225 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします []2008/09/18(木) 15:57:24.58 ID:W+sgD23F0


女「久々に遊んだ」

男「そりゃ浪人生がしょっちゅう遊んでたらダメっしょ」

女「だよねー。あんたは大学どうよ」

男「まあ普通に楽しいよ。高校とはまた違った楽しさだけど」

女「そっか……私も来年はその楽しさを味わいたいんだけど」

男「んじゃがんばんなきゃね」

女「それくらいはわかってるんだけど」

男「段差あるからチョイ揺れるぞー」

女「ん」



 226 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします []2008/09/18(木) 16:06:18.79 ID:W+sgD23F0


男「帰りはこの坂楽でいいんだけどなー」

女「行きはきついよね」

男「まあお前は乗ってただけだけどね」

女「いやあ、スピードが出るときもちいねえ」

男「乗ってるだけだからね」



<女家>

男「とうちゃーく」

女「御苦労! 褒美にこの家の鍵をあけるがよい!」

男「へいへい。弟まだ帰ってないんだ?」

女「部活でしょ。いっつもけっこう遅いよ」



 233 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします []2008/09/18(木) 16:14:49.61 ID:W+sgD23F0


女「晩もたべてくんでしょ?」

男「んー、そうしよっかな。おばさんにも顔出しときたいし」

女「りょーかい」

男「もう作んの?」

女「まだ早いかな。あとあんたは手伝わなくていいから」

男「……りょーかい」



 237 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします []2008/09/18(木) 16:19:39.40 ID:W+sgD23F0


<女部屋>

男「アルバム出していい?」

女「いいけど……なんで?」

男「俺の押入れ深くで取り出せなかった」

女「場所わかるよね」

男「任して」



男「ごめんどこだっけ」

女「その右上の引き戸の中です」



 239 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします []2008/09/18(木) 16:29:09.31 ID:W+sgD23F0


男「どれどれ」

女「あんた○組だっけ」

男「俺はいいよ……お前の見ようぜ」

女「『私の』じゃなくて『元カノちゃんの』でしょw」

男「……あー、そういえばお前同じクラスだったっけ」

女「覚えてたくせにw」

男「やっぱかわいいよなあ、元カノ」

女「そうだねwよくあんたなんかが付き合ってもらえたよ」



 245 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします []2008/09/18(木) 16:51:25.12 ID:W+sgD23F0


女「もう一年くらいだっけ。……まだ引きずってる?」

男「んー、さすがにねーよwww」

女「フラレた日は泣いてたくせにw」

男「うっせ。お前だって俺と別れた日泣いてたじゃん」

女「……私はいいの。女の子なんだからw」

男「なんだよそれwまあでもお前と別れた時よりはずっと楽だったよ。
   どうすればいいか分かんなかったもん。お前が一番付き合い長いし、
   こういう相談は全部お前にしてたしw」

女「幼稚園からの仲ですからw」

男「絶縁とかは本当いやだったから、頑張って友達には戻れたけど……
   そっからもけっこうきつかったぞwww」



 251 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします []2008/09/18(木) 17:18:08.65 ID:W+sgD23F0


男「お前は元彼クンと付き合い始めちゃうし、お前もそういう相談は全部俺にしてきやがるし。
   正直、いつかお前ともっかい付き合いたい……って思ってたのにwその相談俺にすんなw」

女「私だってきつかったわよ? 元カノちゃんはあんたの好きなものとか聞いてくるし。
   デートの報告だけならまだしも、あんたの初Hの日なんて知りたくないわよw」

男「……そんなのまで知ってんの?」

女「ふふんw」


女「まあ今はこの関係に戻れたんだし。結果的にはよかったのかな?」

男「そうだな。俺にはこの関係を壊す勇気はなさそう」

女「……でもさ、勇気だすのもいいことだと思うよ?」



 260 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします []2008/09/18(木) 17:27:24.92 ID:W+sgD23F0


男「!?」

女「私、あんたのその優柔不断なとこは嫌い」

男「……」

女「ん」

男「……よし」


男「俺さ。今でも、お前のこと――」



 265 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします []2008/09/18(木) 17:31:22.76 ID:W+sgD23F0



弟「ねええええちゃあああああん!! めしはあああああああ!?」


二人「!?」


女「す、すぐ作るー!」


男「え? え?」

女「……こういうあんたの優柔不断なとこ大嫌い!」


男「あ、ちょ……えええええええええええ!?」


男「……えええええええええええええええ!?」


男「……えー……」



 274 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします []2008/09/18(木) 17:37:03.60 ID:W+sgD23F0




<食卓>

女母「ただいまーっと……あら、男くん! ひさしぶりねー」

男「あ、どうも。ご飯頂いてます……」

女「……お帰り」

男「……」

弟「……なにこの空気?」

女「……」ぎろり

男「……ははっワロス」



 278 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします []2008/09/18(木) 17:43:08.86 ID:W+sgD23F0




女母「あらあなたおかえりなさい」

女父「ただいまんもす! おう、男くん! もどってたのか!」

男「あ、どうも。お久しぶりです……」

女「……お帰り」

男「……」

弟「……」

女父「……なにこの空気?」

女「……」ぎろり

男「……てらワロス……」



 283 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします []2008/09/18(木) 17:58:48.37 ID:W+sgD23F0




<男家までの帰り道>

男「はあ……結局そのまま帰っちゃった」

男「ははっワロス……」

ぶーんぶーん

男「! もしもし」

女「もしもし。途中の公園で待ってて」

男「お、おう」



 290 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします []2008/09/18(木) 18:07:41.23 ID:W+sgD23F0


<公園>

女「お待たせ」

男「いえいえ。……あのさ、おr」

女「ストップ! まずは私の話を聞きなさい」

男「は、はい……」

女「あんたはすぐに東京にもどっちゃって遠距離、さらに私は受験生。
   これで普通に付き合えると思う?」

男「……」

女「私はあんたとの関係を大事にしたい。だからこんな不安定な状況では付き合いたくない」

男「……そうか」




302:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/09/18 18:19:29.93 W+sgD23F0

女「だから! 私が来年あんたと同じ大学に合格するまでに、度胸をつけなさい!
   私と会った瞬間に好きだって叫べるくらいになってなさい!」

男「お、おう……」

女「だからそれまでは今まで通りの友達! 今日のは告白でもなんでもなかった! 以上!」

男「……なんだそりゃw」

女「何か問題は!?」

男「ないです!」

女「よし、なら黙想!」

男「黙想!? なんで!?」

女「黙想するのに意味なんていらないでしょ!」

男「いやさすがにこれで目をつぶれば先の展開丸わかりだから……」



309:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/09/18 18:25:30.35 W+sgD23F0

女「んじゃもういい! そのまんま立ってなさい!」

男「え、ちょ意味……」


女「んぅ……」

男「……ん」


男「……今まで通りの友達がキスしますかね?」

女「さっきのは合格祝いの前借りだからいいの」

男「……お前ルールは何でもありだなw」



317:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/09/18 18:35:22.09 W+sgD23F0

女「よし、以上! 解散!」

男「なあ、お前が落ちたり俺に彼女できたりしたらどうすんの?」

女「えーっと……泣く?」

男「何も考えてないのね」

女「私は落ちなければよし! あんたのほうは……うん、大丈夫な気がする!」

男「なんだよそれwww」


女「よーし、最後にもう一回だけ合格祝いの前借りしてから解散!」


おわり