小さい頃、何度か迷子になりました(小さい子をお持ちの方、本当に子供は一瞬でいなくなりますからね)
確か…小学生の頃…低学年の頃…近所に〇〇ちゃんと言うとても活発な女の子と仲良しだったのですが…
〇〇ちゃんと2人で、すぐ近所の、同じ団地内の、公園へ遊びに行こうとしてました。
その時は我が家。
見守りが必要と母が判断したのでしょう…「一緒に行くから、ちょっと待ってて」と
トイレに入りました。
出かける前のトイレって大人なら、当たり前の事ですが…
子どもには、子どもの頃は…理解できませんでした。
〇〇ちゃんと私は、公園へ走り出しました、母を置いて…
楽しかったなぁ…
その時です。
突然雨が降り出しました。土砂降りで、雷もなり、私たちはずぶ濡れです。
さっきまで晴れてて楽しかったのに、私は怖くてたまらなかったです。
怖くて…怖くて…ついに…泣き出してしまいました。
普段活発な女の子の〇〇ちゃんも号泣してました。
その時です
泣いてる私たちに、声をかけてくれる人がいました。
新聞配達の(夕刊のみ)おばちゃんで、同級生のお母さんです。
私は「あ、知ってる人だ」と思いました。
家に来るように言われて、バスタオルで全身拭いてくれ、
麦茶までご馳走になりました。
事情を説明したら、我が家まで電話もしてくれ、母が慌てて迎えに来てくれました。
私たちは助かりました。
そのおばちゃんに、きちんとお礼を言えたのか…そこまでは覚えていません。
夏の暑い日だったのは覚えています。
ワクワク→恐怖→安堵
も覚えています。
あの日の空の色もハッキリ覚えています。
色んな人に繋いでもらったこの命…
改めて大切にしなきゃなと思うのでした。
〇〇ちゃんが帰った後の母のカミナリが一番怖かったです