11月13日。
父が他界しました。
半年ほど前から膵臓がんを患っていた父。
咳がよくならずに嫌な予感がしたところから始まりました。
いくつかの検査をして診断がでた時にはステージ4。
抗がん剤治療も咳の治療を優先したりでスムーズにはいきませんでした。
それでも自宅から通院していた父。
呼吸が苦しくて入院したいと申し出たのは亡くなる1週間前でそれまでは自分の足でトイレに行ったり範囲は狭くなってはいたけど行動できていました。
救急車でかかりつけの病院に行き、入院にあたって検査をしたところまさかのコロナ陽性。
わたしがコロナになってから1ヶ月は経っていたしそれまでに誰も発症している様子もなかったので家族全員えー!!という感じでした。
わたしは父が亡くなる前日に直接会うことができました。
思うように言葉は話せない様子だったけど意識ははっきりしていてこちらの声掛けには応えられていました。手を握ると握り返してくれてもいました。
ただ、コロナの隔離病棟なので面会時間もひとり15分2人まで。完全防備での面会です。
その時はわたしと母が会えて一緒にかけつけた弟はビデオ通話をつないだだけ。
父は弟に自分の弱った姿は見せたくなかったようで電話を繋いだ時にとても嫌そうにしていたのですぐに切りました。
その翌日の午前に父が苦しそうだと電話が入り、母と弟がすぐに向かいました。
わたしは娘たちと待機。親戚に連絡をして過ごしていました。
母たちが到着する15分ほど前に父は息を引き取ったと連絡がありました。
1人で旅立たせてしまったのは切ないけれど前日に会えていて本当によかったよねと後から母と話しました。
葬儀はコロナに対応してくれる近くの葬儀屋で家族と職場で親しくしてくださっていたお仲間たちとで小規模に暖かい雰囲気で執り行われました。
とても穏やかに眠っている父に別れを告げました。
今までお疲れ様、あとは任せてねと心の中で声をかけました。
厳しく育てられていたので自分の感情を表現することが苦手なわたし。
父にも上手に甘えられなかったな…。
たくさん助けてもらって期待してくれて愛してくれていたの、わかってたのにな。
もっとかわいく表現できたらよかったなぁと思っています。
たくさん笑顔を向けて、ありがとうってたくさん言えたらよかったな。
両親もわたしも弟もみんな感情表現ヘタクソです笑
全員ムッとするのは得意なのに笑
でも父とは話がよく合ったのでいろんな話をしました。
若い時、その時間大好きだった!
再び同居してからはあんまりそういう時間なかったかも。
そして父と母はとても仲良しでいつも2人一緒にいたので憧れというかそれが普通というか…夫婦とかカップルの基準が父と母になっている!
なかなかのハードルの高さです笑
まぁ…この先母が自由になるので父の代わりにたくさんデートに誘おう。
母と娘で…っていうのも今までそんなにできなかったのでそこはこれから楽しませてもらおう。
ということで長くなりましたがここ最近忙しくしておりました。
今は完全にとは言えませんが日常に戻りつつあります。
12月にぐっと寒くなるそうなので皆様もお身体大切にしてくださいませね。
わたしも元気にがんばりますー!
