やなせたかし 94歳。
サラリーマン生活をへて34歳で漫画家になる。

アンパンマンは雑誌への連載として50歳のときに生み出される。


初期のアンパンマン。人間なんですね。


アンパンマンは初期のころから
人を助ける正義の味方という、今日までかわらないスタンスであったが
勝手に国境をこえて大砲で撃ち落とされるシーンもあったりと
今では考えられない、現実的でシビアなシーンも多くあったらしい。

話が進むにつれて
アンパンマンの対抗馬を登場させよう、といういう話があがる。

人間の敵であるもの・・・ばい菌・・・・バイキンマン


バイキンマンはアンパンマンの敵のため
いつもアンパンマンをいじめているがどこか
かわいくて、義理と人情のある悪である。
アンパンマンも敵であるはずなのに、最低限のアンパンチを繰り出すだけで
完全にやっつけることもない。

そこは人間世界と同じで、
菌は、時には役にたつこともあるし、時には痛めつけられることもある。
菌は完全になくなることはなく、共存していかなければならない相手なのである。
そんな意味をシンクロさせたのがバイキンマンである。



正義とは全てすばらしいわけではなく
それが正しいことかはわからない。
いいことしようとすると、時に自分もきづつき落ち込むこともあるけれども
愛と勇気をもって生きほしい。

そんなメッセージがこめられた作品が
アンパンマン

なんだって。

深いい・・・・


今朝、TVでやなせたかしさんがいっていました。
文章構成能力がないので伝わりにくいのが残念だけど
久々におもしろい話を聞いたので
備忘録がてらかいておきます。



sawa.