おはようございます。



続きです。



1回目のNIPTのカウンセリングに
某大学病院へ。




夫婦で行き
大きな病院の初心手続きを済ませて
遺伝子カウンセリングの待合までいきました。





事前にNIPTとは、といった
説明をよく読んで来てくださいとなっていたので
待合でもよく復習。



どことなく主人も緊張していましたが
詳しくは先生に色々聞いてみようと思っていました。



そして呼ばれて部屋へ入ると優しそうな医師と
カウンセラーの方でした。



カウンセラーの方は内容をパソコンに打ち込みされている様子で


先生が紹介状を読み、ここまで遠かったですか?
初期ということで体調はいかがですか?などとても気配りがされていて、ここまで物腰の柔らかい先生もなかなかいらっしゃらないなと思います。
何より始めにこの度はおめでとうございます。と言ってくださったことが嬉しかったです。





そこから今どんな仕事をしていて
どこに住んでいて
家族構成や大きな病気があるかないか

あとは両親族に流産の経験がある方や
先天性の病気があるかも伺ってくださいました。


ひとつひとつ、丁寧に。


私がお腹の子を授かった経緯も話ました。

採卵何回してなど、異常受精があったことも、
そのあと初めての移植も化学流産になったことも。


採卵3回.移植3回って割とスムーズに思っていたけど、話していて、やっぱりその時々の悲しさや辛さはあって、話しているうちに少し思い出したりしました。


凍結胚があと何個、

採卵した時期も細かく説明します。


ARTについての知識もちきんとある方で
話はスムーズに進みます。(当たり前なのかな…)




そして出生前診断の種類も
これから受けるNIPTはどのような検査か。


確率の話。


染色体の話。


なぜ異常が起きるのか。



陽性、陰性、偽陽性、偽陰性の話など。


陽性だった場合そのつぎの検査
検査入院のこと。


陽性だった場合、診断を受け、きちんと出産まで責任を持って対応するために、こちらに転院して出産になること。費用。


陽性で、赤ちゃんを諦める場合のことも。

こんな話してご気分悪くされたら申し訳ないと
ひとこと添えてもくださいます。


陰性だった場合の話も。


夫婦で、結果が出る前でも
今はどう考えているかも。



じっくり


それぞれのトリソミーの方の症状、発育、起こる合併症の可能性。

育てる上での国の支援について。


そういった方と会ったこと、過ごしたことがあるか、どう思ったか。


もし陽性ならば、そういったお子さんのいらっしゃる方とお話する機会もありますなど。


写真も見せてくださったり







自然と涙が溢れてきました。




偽善者と言われてもいいんですが
キラキラとした笑顔の子とその家族の微笑み。





トリソミーの子が頑張って生きようとしているような乳幼児の表情。




自分は世の中のこと、何もわかっていなかったように感じました。


軽い気持ちでなんて私達思ってはなかったけれどやはりこういった機会があり、夫婦でお互いの家族感、子供を養う計画性など、よく考えるきっかけになった。しかも産まれてくる前に。
まだまだ、未熟、私達は全然、親として。


親になるということ。





全て含めて

2時間半近く話をしました。










続きます。