原作が小説で30巻くらい出てる作品ということで、
最後は第一部完!的な終わり方をする。
乙女もの(地味な女主人公がかっこいい男たちに
ちやほやされる作品?)を見るのはこの作品が
初めてだったが、とても楽しんでみることができた。
この手の作品のウリであると思われる、かっこいい
男が主人公に愛をささやくシーンは男の僕が見ても
ニヤニヤできる。「こんなセリフ言ってみたいな」と
思えるし、ひるんでる主人公がかわいいって思える。
それだけでも楽しめそうなものだが、この作品は
19世紀イギリスの世界観が魅力的で、妖精たちと交渉
するためにあちこち冒険したり、それをつけねらうライバル
組織と駆け引きやバトルをする話自体もおもしろいのが
すごい。さらに、ほどよい緊張感とともに話もテンポ良く
進んでいくので見てて退屈することはない。
だが、話の根底には主人公とエドガーの仲のゆっくり
とした進展が流れている。エドガー(CV緑川光さん)が
主人公にひんぱんに愛をささやくが、主人公は過去の
トラウマやエドガーが大事なことを自分に話してくれない、
いざというときに頼りにしてくれないといったことから、
それを本物の愛ではないと疑っている。
結局、アニメでは二人は結婚するどころかキスすらしない
で終わってしまう。それでも、一緒に苦難を乗り越えている
ことから少しずつ進展しているし、ケルピーに誘惑されても
エドガーのことが心残りで結局そちらの愛も受け入れずに
いる。
そんなオク手な主人公は見た目の派手さはひかえめな
ものの、水樹奈々さんの熱演もあって結構かわいい。
以上のことから、とても好きになれた作品だった。