「百合のリアル」発売 & WEB上で試し読み開始! | まきむぅとレズビアンライフ.*゜* 牧村朝子オフィシャルブログ powered by Ameba

「百合のリアル」発売 & WEB上で試し読み開始!



やっとお見せできる日が来たわ!

まきむらよ。

みなさまの応援のおかげで星海社ジセダイエディターズ新人賞を頂き、制作を開始してから1年5か月。

“パリで国際同性婚した著者が語る、「女の子同士」のリアル”

星海社新書「百合のリアル」が

ついに発売です!

百合のリアル
amazon : 百合のリアル (星海社新書 38)
※11月25日発売ですが、書店への入荷日は地域により多少異なります。

試し読みはこちらドキドキ

(がっつり第二章まで無料で試し読みできるよ!)

ひゅひゅー!!


この本の表テーマは「女性同性愛」、裏テーマは「カテゴリとアイデンティティ」です。




一人として同じ人はなく、本来カテゴリ分けしきれないはずの人間を、それでも人間は“言葉で切り分け続けずにはいられない”

そういう中にあっても、自分のアイデンティティをしっかり胸に抱えながら、どんなふうに未来を切り開いていけるか? ということを、

・5人のキャラクターが議論するマンガ&対話文 7章

・まきむぅが実例を交えて書く、あなたあての手紙 7通


以上の形でお届けしています。


「武器としての教養」を掲げる星海社新書からの刊行ということで

試し読みページには

・まきむぅが選ぶ「武器としての教養」5冊

・手書きメッセージ


も公開しています◎

試し読みページはこちら


この本を出すにあたって、目指したことがあります。

それは「女子高校生の本棚にあっても家族会議にならないような本にしたい」ということ。

それというのも、星海社新人賞の選考中、こんなメッセージを頂いたことが、すごく胸に刺さっていたからなんです。

「私はカミングアウトしていないから、“レズビアン”とか書いてある作品ページのいいねボタンを押す勇気がありません」

極力“レズビアン”の言葉を使わず、それでも、わかりやすく広報するためにはどうすればいいか。

編集の今井さんと宗方さんとは、本文のみならず、宣伝文、写真、キャッチコピーまで、徹底的に議論を重ねました。

百合のリアル

青山裕企さん撮影による、女の子とゆびきりして約束してるこの写真も、表紙に見えて実は帯になっています。

家族に見られないか不安……という場合は、本から外すことができる仕様になっていますし、試し読みにある通り前書きにも親御さんへのメッセージを入れました。

そもそもセクシュアリティに関する知識は、「青少年に悪影響」でも「不謹慎」でも「いやらしい」ことでもありません。

むしろセクシュアリティに関する知識がなかったからこそ、十代のわたしは望まない言葉づかいやふるまいをし、自己否定を重ね、“同性愛を治すため”という相手の男性にも申し訳ない動機での恋愛を重ねてしまっていたのです。

こんなことがもうこれ以上、繰り返されないために。「同性愛について」の本ではなく、「同性愛とか異性愛とかカテゴリ分けすることそのものについて」を考えるための本を、お届けしたいと思って書きました。

よかったらぜひ、試し読みしてくださいね!

よろしくお願いします!


ドキドキコメントお礼ドキドキ

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目続いて漫画もガンガン更新されるわよ! ブログ連載終了後、来年には描き下ろしが発売になります。楽しんでいただけるようにがんばるます!