【レズビアの泉】紫式部は…… ●●すぎて●●したことがある
撮影:TAKUさん
紫 式 部 は
……
女 の 子 と い ち ゃ つ き す ぎ て 行 事 に 遅 刻 し た こ と が あ る
♀+♀+♀+♀+♀+♀+♀+♀+ レズビアの泉 +♀+♀+♀+♀+♀+♀+♀+♀+♀
今となっては確かめようのないことですが、白州正子を始めとした
一部研究者・作家により、「紫式部レズビアン説」が提唱されています。
文献で確認できるレズビアンな記述は以下の通りです。
★「紫式部日記」には、紫式部が女性の同僚の寝顔に萌えまくった上
さらにいたずらまでして怒られているエピソードがある
★女友達との間で「姉君」「中の君(2番目の妹)」と呼び合い、
熱烈に文通をしている
★出張の際、小少将の君という女性と同じ部屋で寝ていた。
日記には「今日ほんとは大事な行事だったんだけど、
朝ふたりでのどかに髪の毛をとかしあってたら、つい遅刻しちゃった」
と書いている
紫式部は、28歳前後で結婚。
10代前半での結婚も当たり前だった当時としては、遅い結婚でした。
しかし夫婦仲は良いとはいえず、たった2年間で夫と死別。
以後は、独身を貫いたとする説が有力です。
皇室の女性・藤原彰子のもとで、40人ほどの女性の同僚たちと共に、
世話役兼家庭教師として勤め上げました。
紫式部は「紫式部日記」に、
「なんか夜中藤原道長が誘って来たけど、追い返してやったわwww
部屋にも入れてないしwwwまじ帰れwww」と書いています(※要約)。
今で言う内閣大臣レベルの権力者だった藤原道長すら追い返すのに、
同僚女性・小少将の君とは遅刻するレベルでいちゃついていた紫式部。
それが果たして恋愛感情であったかどうかは、
もしかしたら紫式部本人にも、わかりません。
しかし以上のように、少なくとも日記には、はっきり書いてあるのです。
「おにゃのこ可愛いハァハァ」ということが。
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▼もっと知りたい人は:
「紫式部日記 現代語訳付き」 (刊)角川ソフィア文庫/(訳)山本純子
「両性具有の美」 (刊)新潮文庫/(著)白州正子
「紫式部のメッセージ」 (刊)朝日選書/(著)駒尺喜美
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「世界は『ふつう』じゃない―岩井志麻子×牧村朝子対談」
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