牧村朝子『うちのお嫁さんの実家に来ました。』

うちのお嫁さんの実家に来ました。

お嫁さんの実家、ブルゴーニュの村にやって来ました。

うしがいっぱい！　まきむらよ。

わたしは、フランス人女性とフランスの法律で準結婚していて、

来年同性結婚が法制化されたら結婚を予定している、日本国籍の女性です。

大事な彼女の実家は、私を義理の娘として迎えてくれています。

日本にある私の実家も、もちろん私の彼女を義理の娘として迎えてくれています。

ねこもね！

同性と恋愛する、っていう行動は、ねこを含む500種類以上の動物で確認されてます。

よく「同性愛は自然の摂理に反する」って言っている人がいますが、

「あの子のこと、好き！」って思ってる人に「同性愛なんて…」とか文句言う人のほうが

よっぽど自然の摂理に反してます。

同性結婚や国際結婚は、大変でも可哀想でも特別でも珍しくも禁断でもありません。

「で、どっちが男になる手術をするの？」

「フランス人ってすぐ不倫する人たちだよね？」

「日本で不幸せだから海外逃亡するの？」

色んな人から色々誤解を受けます。びっくりするようなことも言われます。

でも、傷つかずに「しょうがないわね」って思いながら説明したら

ちゃんとわかってもらえますし、「おめでとう」って言ってくれる人のほうが多いです。

わたしがフランスの女の子と結婚すると言ったとき、おばあちゃんが言ってくれた言葉を、

最後にのせておきます。

「おばあちゃんにとってはね、大事な孫が結婚する相手の国籍だの性別よりも、

"その人がいい人かどうか"ということ、それだけが大事だよ」

さて、金曜日ね！夜になったら漫画を載せますよ。