「レズビアン」という言葉を一度も使わず、女が女と生きることを描いた映画 | まきむぅとレズビアンライフ.*゜* 牧村朝子オフィシャルブログ powered by Ameba

「レズビアン」という言葉を一度も使わず、女が女と生きることを描いた映画

アルバートノッブズ

前にもちょっとブログでご紹介したと思うのだけど、

「レズビアン」という言葉を一度も使わず、

また

登場人物をレズビアンに限ることもなく(「レズビアンの世界」みたいなものを想定せず)、

社会において

女性が女性と生きる姿を描いたすばらしい映画があります。

19世紀ダブリンを舞台にした、グレン・クローズ主演『アルバート・ノッブス』です。



レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、Xジェンダー、Aセク……など

セクシャルマイノリティとして生まれつくと

どうしても

私はマイノリティ!

私だけがなんでこんな思いしなくちゃいけないの!

って思う場面が出てくると思います。

わたしもそうでした。

それがいつか逆に

私はマイノリティであることを誇るわ

私だけがこの辛さをわかるのよ

っていう気持ちになってくることがある。

それはそれでいいんだけど、その考えにとらわれては、

セクシャルマイノリティ「ではない」人たちの痛みを想像できない、

という悲しい事態におちいってしまいかねないと思います。


ヘテロセクシャル(男が好きな女、女が好きな男)に生まれつくことも、

ホモセクシャル(女が好きな女、男が好きな男)に生まれつくことも、

バイセクシャル(男女共に愛せる、必ずしも同時にという意味ではない)に生まれつくことも

パンセクシャル(男も女もそうでない人も愛せる)に生まれつくことも

それぞれにそれぞれの痛みがあるし、

それぞれ誇るものでも恥ずかしく思うものでもないんだと思います。

私はマイノリティ!

私だけがなんでこんな思いしなくちゃいけないの!

って泣くことも大事だけど、

泣くだけ泣いたら今度は

自分と同じようなマイノリティ「ではない」人の痛みも想像してみるといいかもしれません。

私だけがなんでこんな思いしなくちゃいけないの!



私だけじゃなかったんだ

になると

なんか、ちょっと、からだもこころもかるくなるからね。逆に。

「みんな孤独」って悟った瞬間から、逆に孤独が癒されるのと似てるわ。



アルバート・ノッブズにも

東京国際レズビアン&ゲイ映画祭上映作品にも

レズビアン・ゲイ「ではない」人たちがたくさんでてきます。

そういう方々の映画の中の人生に、寄り添って観てみるというのも、

新しい価値観と出会える経験になるかもしれません。


で、

映画祭チケットの視聴者プレゼントはこっちだからね。

こちらを参考に視聴登録(無料)して、そして応募してね!

プレゼント応募にセクシャリティはもちろん、個人情報は一切必要ありませんし、

家にチケット送られたら困る!みたいな方は郵便局どめにも対応しますよ。

そんな告知で終わります!ウフフ!

読んでくださってありがと。

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