【写真いっぱい】彼女のご家族に挨拶してきました | まきむぅとレズビアンライフ.*゜* 牧村朝子オフィシャルブログ powered by Ameba

【写真いっぱい】彼女のご家族に挨拶してきました

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さて どこにいるでしょう!


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撮影:ひでたけさん 編集:d1.2takaさん


森まみれ

まきむらよ。

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だいじな彼女とPACS婚をするまえの、だいじなごあいさつ。

美しい自然がのこる、ワインの名産地ブルゴーニュで

人口100人あまりの小さな村に暮らす、彼女のご家族にご挨拶してきました。

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撮影:彼女の盗撮


おべんともってTGV(フランスの新幹線)に揺られ、3時間

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彼女のパパンさまが、車で迎えに来てくださいました。

パパンさまはわたしと抱き合い、ギリシャ語で、"Γειά σού(やぁ、どうも)"と言ってくれました。

なんと運命的なことに、わたしが15歳から勉強していたギリシャ語を、パパンさまもお話しになるの。彼女のパパンさまとギリシャ語で、彼女の故郷の夜空について話したわ。

息苦しい日本を出たくて、15歳でギリシャ語をはじめた時のわたしにとって、想像もつかなかった未来がいま訪れています。

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彼女のご実家に到着すると、ママンさまはわたしを抱きしめて、背中をとんとん叩きながらこうおっしゃいました。

"Bienvenue en france, bienvenue dans ma famille!(ようこそ、フランスへ。ようこそ、わたしたち家族のもとへ!)"

家族で囲んだベトナム料理の、そのあたたかかったこと。(※彼女のおかあさまは、ベトナムとフランスのハーフです。)

下の弟さんは物静かでやさしく、ギターを弾いたりエスカルゴの食べ方を教えてくれたりと、とても親切にしてくれました。今度うちに招待して、日本料理をごちそうするの! とってもたのしみです。

上の弟さんはにぎやかで面白くて、わたしに"comestible(食用可)"って単語を教えるために箱のフタをかじって"Ce n'est pas comestible (食べられないよ~)"って言ったりしてました。
あと、下の弟さんと一緒に洗面所で歯磨きしてたら、首から何かのスタッフパスを下げて、めっちゃ恐い顔で洗面所にやってきて"Allez! Allez! I'm a bathroom staff! (ほらほらきみたち、早くしたまえ! わたしは洗面所管理スタッフだぞ!!)"って言って手を叩いてた。
歯磨き中に笑わせるのはやめてくださいwwwww

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「うま進入禁止」

の看板があるくらいの、のどかな田舎で

あったかい家族に囲まれて

彼女はすくすく育ったのね。

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高校生のとき彼女は、まるでドラクエみたいなブルゴーニュの丘で、

あの森の向こうには何があるんだろう」って

ひとりで考えていたそうです。

彼女が森を越えるために戦ったのは、スライムじゃなくて試験問題だった。

夢をかなえて日本に留学し、そしてわたしを選んでくれた彼女を、

幸せにしないわけにはいかないわねって、あらためて思いました。



それと、もうひとつ。

彼女のご両親とご兄弟には挨拶をすることができたけれど、90歳になる彼女のおじいさまには、ご挨拶をしないことにしています。

理由はふたつあります。まず、おじいさまは、以前から同性愛についてあまり好意的ではなかったということ。それから、もしも今回のことがショックでおじいさまの体になにかあったら、わたしたちふたりは、わたしたちふたりが許せなくなるから、ということです。

でも、悲しいとは思いません。

彼女の幸せそうな様子がおじいさまに伝わったのならば、わたしにはそれで充分です。

認めて!理解して!と怒鳴り散らかすようなことを、わたしはしたくない。ご年齢・価値観・言葉の問題があり、ご理解いただくのはなかなか時間がかかるでしょうし、下手をしたらおじいさま自身の命の危険が伴いかねない、というのが今回のケースです。

無理に主張するよりは、彼女の背中のうしろから、彼女が笑顔でいられる手伝いをしたいです。

それだけでも充分です。



書きたいことがいっぱいありすぎる!

次は、彼女のママンさまと彼女と行ったキノコ狩りのレポートをします。

それから、ブルゴーニュの前にロサンゼルスのこともあるじゃない!

・レズビアン資料室の紹介続き
・世界最大のゲイパレードが行われる街のレポート
・ロサンゼルス ゲイ&レズビアンセンターのレポート

このあたりのこともまた更新します!