本日24:35~ KTV「千原芸能社」放映
今日は収録だったわ。
まきむらよ。
一駅手前で降りちゃってタクシーに飛び乗ったうえ
いざ撮影ではカメラ位置を意識しないで動くという恥ずかしいミスを犯してしまって悔しすぎる。
同じことはもう二度と間違えないようにしなくちゃ。
わたしの大好きな
プラチナムプロダクションの愛心ちゃんにも会えたわ。
彼女、一生懸命ノートを書いて頑張ってた。
愛心ちゃんと話したおかげで、あることを思い出した。
名前の魔法の話。
私が知っている、害虫駆除業者の社長さんは
ビジネスを始めたとき、駆除方法を何も知らなかったんだって。
ただ、「私は害虫駆除業者です」と名乗ることから始めた。
注文を頂いたら、大喜びで必死になって、何もわからないながらも全力で虫と戦って
お客さんのところから害虫がいなくなるまで、追加料金なしで何度も何度も何度も通い続けた。
そういう日々を重ねるうち、やがて、その根気強さが評判を呼んで
ある日、なんと海外から注文が来た。
海外の害虫はまた習性が違ったりするから、その人は少し悩んだんだけど
会社設立当時のがむしゃらな日々を思い出して、「私にやらせてください」って言ったんだって。
たくさん資料をあたり、色んな人に助言を求め、虫の群れに襲われながらも戦って
ついにその人は、海外の虫にも勝ってしまった。
「あなたは私の工場と、私が抱える何百人もの従業員を救ってくれました」
って
お客さんは涙を流しながら感謝してくれたんだって。
これは、名前の魔法よ。
何も知らなかった青年が
「私は害虫駆除業者です」と名乗ったことに責任を持ち続けた結果の成功よ。
名乗ると言うことは、魔法なのね。
自分の夢を恥じて、押し殺すなんてもったいない。
自信なんかなくても、「私は○○です」と言った瞬間から
なにかが動き出すのよ。
私が千原芸能社にレギュラーで採っていただいて
初めて口にしたのは、芸歴2年、ずっと押し殺し続けた私の名前でした。
今でもブログには書けないの。親や兄弟に話せていないから。
でも、番組を観てくれたあなたの温かいコメントが
私に勇気をくれます。
千原芸能社では毎回毎回
タレントさんたちが「名乗って」いくわけよね。
受かろうが受からなかろうが
愛心ちゃんをはじめ、番組を機に、出演タレントみんなに名前の魔法がかかりますように。
あなたの「名前」は何かしら?
「みんなを安全と安心で包む駅員さん」?
「必要とされているところへ、誠実に自社製品を届ける営業さん」?
「息子さんをきちんと叱れる、世界で一人だけのお父さん」?
社会の中で名前を背負うのは、タレントに限ったことじゃないわ。
名前の魔法が叶っていくのを見るのは
いつだってわくわくするわね。
私も、ブログなりツイッターできちんと名乗れるように
まずは親兄弟マネージャーときちんと話す時間をとろうと思います。
なんだか感傷的になりすぎたわね。でも、読んでくれてありがとうございます。