【その人らしくいられるように】


何度かFacebookでもお伝えしているが

私がトラストコーチングを好きなところは 

人間らしさを大切にしている所だ。



人間らしいというのは
その人らしいということ。

その人らしさを大切にするということは
沸き起こる感情・価値観などを
受け止め、丁寧に見ていくということ。

 
 
 
マザーズコーチングでもそれは同じ。

お母さんの感情を否定することしない。
それは現状維持を表すそのままでいい、

という意味合いではなく


沸き起こる自分の感情や、状態、価値観などに対して

よいとか悪いとかいう基準を加え、
誰の為にもならない内なる争いを激化させない、ということだ。






子どものために、
そんな自然な感情や価値観を持っていけないというのならそんな正しさの押しつけはまっぴらごめんだと思っている。








だがしかし、当の私は
それとは逆行しがちな癖がある。

むしろ、コーチングを学んでからは
感情をさらに鈍くさせていった。

無意識にさらに思考優位が強化された。


割合でいくと

思考:感情=99:1

くらいかな。


 
 
たぶん、何度かコーチ仲間が
やんわりと伝えてくれていたと思うが
当の私は長らく気づかず、アンテナが
まるで立っていなくて受け取っていなかった。
 
 
そんなのではだめだ!!とつよくつよく
思っていたのだろう。
 
 
この癖は不意に訪れ、いとも簡単に支配し

自分の思考に、がんじがらめになってしまう。


自ら動けなくするような重りを
自分で装着し、どうすればいいかともがいている。


こう書いてみると、実に滑稽な様子でしかない。


それでも、他者からのコーチング・フィードバックを受けないと、おそらく一生抜け出せなかっただろう。






〈 その人らしさを大切にできる所が好きなのに、

 自分に対してはそれを許していない

という心の矛盾。〉



気づいて、

自分の気持ちをもっと丁寧に拾い集めてみた。


"その人らしくいることを許容でき
一人一人が関係性を大切する
温かい社会を作りたい。"

それが、"人のパフォーマンスや幸福度すら
最大限に高めると信じている。"

 
 
まさに私はこれを実現するために
「コーチ」という職業に惹かれたんだ。









TCS認定コーチ
佐藤麻衣