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『GOEMON』 2009年公開 紀里谷和明監督
内容:石川五右衛門を主役にした映画。映像きれい。
ヤフーレビューを見ると、「映像に頼りすぎ」などとかなり評判芳しくございませんが、私はこの映画好きです。絵柄もキャラクターたちも何となくゲームっぽのでRPGとか好きな人は好きかもしれません。
ちょっと思ったのは女優陣が正統派の美人ではなく、一癖ありそうな人たちばかりで、紀里谷さんの好みの女性はこんな感じなのかなと(^^)。。。
『阿房列車』 画:一條裕子 原作:内田百閒
内容:内田百閒の鉄道旅行記を漫画化。用もないけどとにかく列車にのり、車中でも特に何をすることもなく、ひたすら目的地を目指すという話。
百閒独特の真面目に奇妙なことを言っている不思議な感覚がちゃんと漫画でも味わえます、いやむしろ漫画の方が百閒がイキイキとしていて私は好きです。
目的地についたら観光名所にも行かずすぐに折り返すという私たちから見れば無駄としかいいようのない旅なのですが、なぜか自信満々に偉そうな顔をして旅をする内田百閒がかわいいです。
編集長が列車好きということだからか装丁にも気合が入っています、その分ちょっとお値段も高めですが、昭和の文学の雰囲気が出た装丁で、私は好きです。
『サーカスの息子』 J・アーヴィング 訳:岸本佐知子
内容:インドで生まれながら、人生の大半をインド以外の土地で過ごしてきた医師ファルークは、インドに時々帰郷する。彼はB級映画の脚本家という一面も持ち合わせているが、彼の映画を真似した殺人事件が起こり・・・。インドを舞台にした奇想天外すぎる物語。
要は主人公の祖国はどこなんだという話なんだと思うのだけれども、ひたすら長いし、インドの混沌さにクラクラするし、話があっちこっちに飛ぶしで、何度も読むのをやめそうになってしまいました。
でも、最終章がよかった。。。読むのやめないでよかった。。。。
『冷えたビールを飲むために、水を飲まず、がんがんに熱いサウナを耐え忍ぶ』感じです。
チャレンジしたい方は是非・・・。
『YAWARA!』 浦沢直樹
内容:漫画界の巨匠、浦沢直樹の柔道漫画。柔道がやたら強いけど、優柔不断な女の子が、なんだかんだ不満をいいながらも柔道をする話。巨匠浦沢曰く「YAWARAは実験作」。実験作でも国民的大ヒット。
主人公の柔が柔道をイヤイヤやり、途中で辞めたりするのでとてもイライラします。
しかしこの漫画は脇役人がいいのです。特に女子は松田さんの一途さにぐっとくるかと思います。29巻は「よくやった松田!」と小躍りするような素敵さです。浦沢直樹は魅力的な男(美形では決してないのに・・・)を描くのがこんなに巧いのに、なんで女子は一律同じような薄っぺらいキャラになってしまうのか・・・、が謎です。
10年ぐらい前に金曜ロードショー枠でYAWARAの最終話をやってて、それがすごく良かったのですが、ツタヤに置いてないんです。。。もう一度みたいなあ・・・。

