MRI検査から5日後、結果を聞きに大学病院に行った。
小児科の先生から診ても下垂体が少し気になるようで、院内の脳外科医を紹介してくれた。
脳外科の先生も定期的にMRI検査を実施し、経過を診ていきましょうと言ってくれた。
この日は午後から保護者会がある日だった。
何かと理由をつけて娘は休ませ、私だけが学校に行った。
保護者会の後、校長室に案内された。
こちらの提案が通り、校長先生・学年主任・担任との話し合いとなった。
私は口下手で、言いたい事の半分も相手に伝わらない。
それがわかっているので、予め面談用資料を人数分用意して、話し合いに臨んだ。
面談用資料には診断された病名の事、最近の娘の様子、過去に不登校になり今は登校できるようになった子の対応策の話と今は休ませたいというこちらの要望、学校に行くように伝えた時に娘が殴り書きして渡された手紙のコピーを添付した。
そこには娘の悲痛な叫びがあった


私もそちら側だった…。
娘の手紙を目にした時、校長先生が
「生きていたくないなんて言われて、悲しかったね、辛かったでしょう」
と私を気遣ってくれた。
「自死に対して全否定は出来ないです。私自身自殺志願者だったので…」
と伝えた私。
そこから私の過去や学年主任の過去が少し暴露された。
そして資料全体に目を通した学年主任から、今月一杯休ませましょうと提案があった。
学校を休ませる条件として…
①週一回担任が家庭訪問をする
②身体や心を調整するために休むので、友達と遊ぶのは🆗👌
③娘の意志を尊重し、100%認める(学校は行かなくて良い)
④娘が大切である事を伝え続ける
⑤心のケアが必要なので、専門家の力を借りる
※ここで言う専門家とは、精神科や心療内科・小児精神科の事
娘の心の奥底に重大な問題があると思うので、大学病院の担当医に相談して専門家を紹介して貰うべきとの事だった。
かくして、約一ヶ月の休養を認められたのである。