先日脳外科医に書いてもらった紹介状とMRI画像の入ったCD-ROMを持って、大学病院を受診した。

総合受付で紹介状を渡すと、小児科医に案内された。

担当になった小児科医M先生は、まずMRI画像を確認し、

「やはり少し気になるので、この病院でもMRI検査をしましょう。明後日なら予約が取れますが、どうですか?」と言った。

急ではあるが、この日を逃すとしばらく予約が取れないそうなので、承諾した。

MRIの検査予約を押さえた後で、本題に入った。


40分近くこちらの話を聞いた後、M医師が下した診断は『思春期性の自律神経失調症』。

身体の成長に心が追いついていない事が原因で、ストレスが症状の悪化につながるそうだ。

いずれは治るが、いつ治るかは不明で、数ヶ月で治る子もいれば、数年(高校生くらいまで)かかる子もいるとの事だった。

対応を間違えると不登校になったり、最悪の場合『死』を選んでしまう事もあるので、周囲や学校との理解・連携が必要不可欠だと言われた。


そう聞いたばかりなのに、馬鹿な私は4校時目から登校させようと思い、学校に向かって車を走らせていた。

学校が近づいてくると

「そこ曲がって!!家に帰って!!」

何度も泣き叫び、頭を抱え込む娘。

それでも学校の正門前に停車する私。

何度説得しても車から降りようとしないので、車内から学校に電話をすると、教頭先生が対応にあたった。

娘が教室には行きたくないというので、

「絶対に教室には行かせないから、先生(教頭)が約束する。だからとりあえず保健室に行こう」

と説得され、渋々保健室に登校した。

給食は保健室で食べたのだが、6校時目に教頭先生に教室に連れて行かれたそうだ。

教頭先生がウソをついた!!ガーン

これが後々まで尾を引く事となる驚き