梔のかほり -5ページ目

梔のかほり

霧雨の濃い、そんな季節に溶けていきたい。そんな言葉

週末の空気が世界に染みていく


喧騒、ネオン、雑踏


そのどれもが人が生きている証であり


そのどれもが人が生きてきた証しでもある



どれか一つが欠ければ


世界は変わっていただろう



この肥沃な日本という国



個を持ちながらもそれを隠し



大衆として過ごさなければならない



爪を隠す鷹とは違う




賢いではなくそうせざるをえないから




昨今の日本は二極化が進みすぎている




才能を開花させ、大きく羽ばたく者と




才能をひた隠し、凡人凡才と周囲に写し生きていく者





これは個人の自由だから私があれこれ言えることではない。






なんだか




醒めてきちゃったな






そろそろ私も