両掌。愚盲あなたの響きを捕らえた私その響きはどこか悲しく私は止まったまま。燃えるだけ燃えて何もなくなればいい火を着けるのは簡単だけれど火を消すのは難儀なことでましてや私は可燃性物質この火はどうなるんだろう。淡々と時は過ぎる追うのは辞めようか今さら何ができる人の足では三月はかかるこの距離を埋める手立てはない。終わりそう、終わりにしようもう終わり。さようなら人類憐れにもこのくだらない腐った世界で泳ぎ回っておくれ